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HCL社ビジネスパートナー登録を2019年1月に予定

過日発表された Notes/Domino を含む IBM コラボレーションソリューションの HCL 社売却にここ数日様々な憶測が流れていますが、HCL社からの次のメールが配信されました。恐らく、現段階では IBM Champions を中心とするコアなメンバーだけに送られていると思われますが、今後徐々に多くのビジネスパートナーにも展開されていくのではないかと予想しています。
送られきた案内メール(英語)を日本語に意訳すると以下のようになります。正確を期す訳ではありませんのでその点は保証しかねますのでご注意ください。

既にご存じだと思いますが、IBMとHCL Technologiesは先日、数々のIBM製品スイートの買収を発表しました。
IBMのパートナーとしては、皆様は、パートナーおよびロイヤリティー・プログラムを含め、今後予定されている今後の方向性やコミットメントに関する多くの質問があると思います。
しかしながら、現時点では規制によってその質問について議論できる内容が制限されています。ご了承ください。
この機会に、まもなく発売されるHCL Partner Connectプログラムについてお知らせします。
HCLは重要なパートナー様とのエコシステムモデルを継続していきます。弊社の製品グループはすべて、市場で高い評価を得ている経験豊富な技術者によるものが大きいと考えています。
 当社のパートナーは、活気のあるエコシステムを提供し、お客様の維持を支援し、イノベーションを促進し、ブランドのロイヤリティを示し、お客様とともに足元を強化し成長させ続けるよう努めています。これらは、パートナーのHCLが願うこととはともに、そのようなものとして、以下の関係性、サービスのバリューを提供します。
2019年1月にHCL Partner Connectプログラムへ参加するための登録リンクをお知らせします。
HCL製品&プラットフォームパートナーとして登録し、プログラムの詳細を習得していただくことができます。
その間、私たちは、クラス最高の製品、使いやすさ、サポートの原則に基づいて、世界クラスのソフトウェア製品ビジネスを構築するために奮闘していきます。私たちは2019年に移行するにつれ、コミュニティーとのさらなるコミュニケーションと協業を楽しみにしています。
今後、新しく立ち上げる専用サイトと登録サイトのF…

IBM が Notes/Domino を含むコラボレーションソフトウェアを HCL社に売却

日本時間の先週金曜日に、衝撃的なニュースが IBM より発表されました。
18億ドルで以下の IBM ソフトウェアを HCL に売却、2019 年半ばまでに規制当局の承認を経て、IBM は完全に Notes/Domino から手を引く形となります。売却ソフトウェアは Notes/Domino を含め以下のソフトウェアとなります。
Appscan (アプリ開発)BigFix (デバイス管理)Unica (オンプレ、マーケティングオートメーション)Commerce (オンプレ、オムニチャネル eコマース)Portal (オンプレ、デジタルポータル)Notes/Domino (メール、アプリ開発)Connections (コラボレーション)  IBM はこの売却で完全にコラボレーション分野から事実上完全に撤退という形となりそうです。HCL 社は 2017 年から実質的な Notes/Domino の開発とサポートを開始しており、その間 IBM はセールスとマーケティングを継続して行ってきましたが、Notes/Domino に関しての HCL とのパートナーシップ戦略は、これまでのスピード感とは違い、目を見張るほど成功裏に進み、ロードマップも公表される中、良い流れで Domino 10 を今年 10 月に発表。さぁこれからというところで腰を折られる形でのこの発表は残念でなりません。
売却に対するコミュニティの反応 衝撃的なニュースではあることは間違いありませんが、今はまだ日が浅いので大勢はわかりませんがポジティブに捉える人、ネガティブに捉える人はほぼ半々というところでしょうか。

ポジティブに捉える人達の意見として、例えば 9.0.1 の悪しき FeaturePack 戦略を覆し、一気に v10 のリリースまで盛り返すのに下支えした HCL の技術力を高く評価するもの。v11 での新しいブラウザベースのクライアント HCL Place や Low/No Code で簡単にアプリ開発ができるものなど、斬新な取り組みがより加速するのではないかという意見。また、IBM 社内でも Notes/Domino を疑問視する不協和音がある中、マーケティングやセールスに注力していないことへの反発も背景にはあるようです。同様に、IBM はエンタープライズを中心に展開していましたが、HCL に変…

panagenda MarvelClient Essentials が Domino 10 に標準バンドル、v9 ユーザーにも無料で

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Notes クライアント管理ツールとして有名な panagenda 社の MarvelClient の基本機能を網羅した「MarvelClient Essentials」が10月3日に公開され、無料でダンロード、使用することができるようになりました。


サイトの情報( https://panagenda.com/essentials/) によると、MarvelClient Essentials は近日リリースされる Notes 10 クライアントに標準インストールの中に組み込まれて提供されます。Notes 9.x をご使用のお客様には別途モジュールをダウンロードし無料で使用できます。

MarvelClient Essntials の入手は
https://www.panagenda.com/essentials/
から「Download for Free」ボタンで氏名とEmailアドレスを入力。

MarvelClient Essentials は各クライアントの IBM Notes のワークスペース、クライアントの設定情報、OSの最新の詳細データを収集分析し可視化します。各Notesクライアント種類(スタンダード、Basic、ICAA)やバージョンやFPレベル、notes.ini の設定、ワークスペース上のDBアイコンなどの把握ができ、まだ v9.x のお客様はクライアントアップグレードやクラウドへの移行の準備として有益な情報を入手できます。

Notesクライアントのアップグレードはもとより、最近2020年問題としてWindows7の延長サポートが終了することからWindows10へのアップグレードまたはPCの入れ替えが急務となっています。どのOSでどのバージョンのNotesクライアントが稼働しているかなどのランドスケープを得るのにもってこいのソリューションです。

最後に、XPages開発で卓越した技術をもち、Aveedo などの海外製品を扱っているケートリック社が10月に panagenda社と日本市場におけるパートナー契約を締結しました。



NOMAD用アプリ開発への挑戦にもってこいのサンプルが公開

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Domino 10 の発表と同時に目玉のひとつとなったのが HCL NOMAD。
発表当初は Domino Apps on iPad とも言われていましたが、途中で名前が変更したようです。NOMAD では、iPad、ゆくゆくは iPhone、Andriod 上で動く Notes クライアントみたいなもので、これまでのレガシー Notes アプリが「そのままなんの変更もなく」動きます、というのが非常に多くのユーザーから歓迎されており、リリースを待ちわびている方も多いと思います。

デモの映像からも、ほんとにそのまま Notes クライアント上で動くのと同じ画面が出るわけですが、せっかくモバイルでアプリを利用するのですから、そこはやっぱりモバイル用に少しはカスタイズして、ノーツのレガシー臭さを取っ払ってやったほうがいいに決まっています。作り直すといっても、これまで使ってきたテクニックを使えばいいだけですので簡単だと思います。

じゃ、一体どうやって作ればいいの?サンプルは?

と思われている方に朗報です。
OpenNTF にワインのテイスティングを題材にしたサンプルアプリが公開されています。ノーツアプリをこんなふうにして作れば、NOMAD でもユーザーに Notes だとバレずに(?) 使っていただくことができるのではないでしょうか?



設計を覗いてみると、ページやフレームセットの他にフォームにビューを埋め込んだり、イメージを表示したりなどなど、なるほどね、合点!というたくさんのNOMAD化エッセンスがふんだん詰め込まれています。

最後に、10 月 10 日の開催の IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn
【B-2】開発者が語る 最新Dominoアプリケーション事例
セッションで 他の IBM Champions 達にまざってセッション内の一コマをいただくことになりました。Domino アプリのモダナイズというテーマで私も講師をさせていただきますのでご興味のある方は是非会場にお越しください。




まったく新しい Domino のユーザーフロントエンド - HCL Place

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コミュニティーイベント Engage 2018 で初めてデモが行われ、今回 ICONUK でも HCL Place の紹介が行われたようです。

HCL Place とは、Domino で利用できるまったく新しいコラボレーション・クライアントと言うことができます。従来のノーツクライントとは違い、ユーザー間のコラボレーションをスムーズに行うことができる斬新かつ革新的なクライアントで Windows/Mac ともにサポートされるようです。

Red Pill Now のブログに、その概要が説明されています。Red Pill Now は、Notes/Dominoの技術者集団でありながら、オピニオンリーダーとしても Notes/Domino のロードマップに独自の方向性をもつスーパーヒーロー達です。このブログを読む限り、HCL と何らかの深い関わりをもちながらこの Place を開発しているようです。

Place とは何か?Domino 10 でも動作する新しいクライアントで、決して Domino 12 とか新しいバージョンのクライアントではないと説明しています。

機能としては、
「Global (Domain) Search」グローバル検索 ElasticSearch を使って Domino 上のすべての情報に対して検索できるようになる予定です。

「Awesome Bar」(日本語ではちょっと適当な訳がみあたりません) バー入力エリアには、先ほどの検索に加え、音声による入力や言語翻訳などの機能が搭載される予定です。デモのビデオでは英語のわからない中国人に英語でコミュニケーションを取ると、先の中国人は自動翻訳された中国語を読み、中国語で返答すると英語に自動翻訳されてという内容のデモになっています。

「Real-time Collaborative Editing」(リアルタイム編集)  Domino 上の情報(ノーツ文書?)を二人の人が共同でリアルタイムに編集しながら完成させていくデモになっています。

「Contexual Chat」 あるコンテンツに対して、右側のフレームでチャットをやり取りしながらそのコンテンツに対してチャットとその履歴が取れるようになっています。

「Graph Databases」 最近FacebookやMicrosoftでAPIが公開されている話題のG…

2019年の IBM Champion のノミネーションが始まっています

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今年も IBM Champion のノミネーションの季節がやってきました!

IBM Champion プログラムは IBM 社員以外の IBM のテクノロジー、コミュニティ活動内でその専門性を発揮し貢献している方々に与えられる賞で、技術者、ビジネスリーサー、開発者、エクゼクティブ問わず様々な分野で影響力を及ぼすリーダーとして認められた方に授与されます。

ノミネーションは自薦他薦を問いません。

一度 Champion になれたからといって「あ〜良かった良かった」というものではなく、Champion なら Champion らしくちゃんとやってねというのがここ数年の流れで、どういう活動をしたかなど細かく報告したり、日本時間の夜中にあるWeb会議(英語)に参加しなさいとかいろいろ面倒なことがありますが、我こそはと思う方はぜひノミネートしてみてください。
ノミネートはこちらからです↓
https://developer.ibm.com/champions/nominate/

ノミネートの期限は10月22日までとなっています。
Good luck!


IBM Connections 用プラグイン「Kudos Boards」が日本語対応に

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オーストラリアの IT ベンダー ISW から IBM Connections 用のプラグイン「Kudos Boards」のオンプレミス版 v3.2.1での日本語対応がブログで発表されていましたので取り上げてみました。

https://kudosapps.com/blog/2018/8/23/boards-on-premise-v321-multi-card-create-japanese-language


Kudos Boards は IBM Connections 上でより効率的なコラボレーションを実現するための付箋のようなボード(説明文ではKan-Banのようなという説明があるので、おそらく日本の看板を意味しているものと思われます)を用い、チームやプロジェクトでの活動をビジュアルに表示します。タスクやリスト項目、ファイルの添付などドラッグアンドドロップの簡単な操作で作成でき、加えてコミュニティ、ファイル、アクティビティストリームなどとシームレスに連携します。





Kudos Boards はクラウドでもオンプレミスの Connections でも利用が可能です。
さらには Watson Workspace でも利用できるようです。

最近はあまり IBM Connections の話題が日本ではあまり聞こえてきませんが、海外では強い人気があり、企業内でのコラボレーション活性化に一役買っているこういうツールも活況だと聞いています。IBM Mail Dual Entitlement のサブスクリプションで IBM Connections を使いこなせていないと感じている企業もこういったツールに目をむけてみてはどうでしょうか?