slack

テクてく Lotus 技術者 Slack に参加しよう!

2010/06/18

Teamstudio Edition 25J の Notes 8.5.x Basic クライアントへのインストール

Teamstudio Edition 25J のリリース後、お問い合わせいただいたご質問の中から興味深くもあり実際にこういうケースに遭遇するお客様がいるのかなぁと思い、今回まとめてみることにします。

会社の方針によって、全社的に Notes クライアントの Basic 版を採用しているユーザー様、特にスタンダード版が使用できないユーザー様には重要な Tips になるでしょう。

Lotus Notes 8.5 以降であれば開発環境は DDE (Domino Designer on Eclipse) となり、Teamstudio のツールのインストールは Notes クライアントスタンダード版(Eclipse ベース)からウィジェットインストールになります。
しかし、Domino Designer を使用しない運用担当者や、事情によって開発は DDE で行うがクライアントは Basic で統一されているなどの諸事情がある担当者が、Teamstudio のツールを使用することもあるでしょう。その際のインストールは Basic 版から従来と同様の NSF でのインストールになります。

ところが、NSF のインストールデータベースを使ってインストールを開始すると以下のメッセージが出力されてインストールが進みません。

このチェックロジックがあるために 8.5 以降のバージョンではウィジェットインストールしかできないことになります。
このロジックを外すことで、Basic 版に NSF インストールできないか調べてみると実は隠し技がありました。
この隠し技は、Teamstudio ツールの 8.5.0クライアントへのウィジェットインストールが Notes API の不具合によってうまくいかず、同時にお客様が何らかの事情で 8.5.1以降のクライアントへ移行できないお客様向けに NSF インストールからのツールインストールをしていただくための対処方法だったようです。

その裏技ですが、Notes データディレクトリー直下に「teamstudio.ini」という ini ファイルを作成します。既に以前のバージョンを使用している場合は、この ini ファイルが残っているので修正になります。
ini ファイルの [Teamstudio] セクションに以下の行を追加し保存後、NSF インストーラーを起動して見てください。
上記のエラーメッセージがでなくなり、インストールプロセスが進みます。

[Teamstudio]
AllowUnsupportedInstall=1

インストールの方法に関してはあくまでも対処療法的な扱いになりますが、正常にインストールされたツールの動作上の問題に関してはサポート対象の範囲になります。
インストールが完了すれば、Domino Designer on Eclipse の方でもツール起動のスマートアイコンがツールバーにも表示され、ツールは使用可能です。

ただし、このような形でのインストールになりますので以下の 2 点についてご注意ください。

1) たとえば、通常 Analyzer で分析が終了すると分析結果データベースが自動的に開くようになっています。Domino Designer 上で Analyzer を起動し、分析が終了したあとで、Notes クライアントが立ち上がらず (Standard を立ち上げようとする)、分析結果が表示されなくなったり、分析結果内の「Designer で開く」の機能などクライアントと DDE の連携がある箇所に関して必然的に動作しないと考えられます(もともと Basic 版の中から Designer を立ち上げられない)。このような事象に関してはいずれもサポート対象外となります。

2) 将来のリリースでは、より DDE と綿密な連携をとるようなツールになっていく予定です。たとえば、CIAO!では次のリリースでそのような機能がフィーチャーされますが {Product Road Map}、この NSF インストールでは、そういった機能が使用できません。現行のリリースでは、ウィジェットのインストールと NSF のインストールでの違いはありませんが、将来のリリースでは確実に機能の差がでてくることが予想されます。

2 件のコメント:

  1. この手法の場合E24Jを削除せず入れているのか?
    インストールするNSFファイルは,ダウンロードページの
    8.0用のものしかないと思われるがそれなのか。

    この部分が知りたい。

    返信削除
  2. E24J が既に導入されていても上書きのインストールが可能です。NSFファイルは、そのとおりで、8.0及び下位バージョンに対応したものを使用します。

    返信削除