2013/12/19

IBM Domino サーバーのモニタリングは GSX にお任せ!

チームスタジオジャパン株式会社GSX Solutions 社(本社スイス) が、IBM Domino に特化したモニタリングツールとレポーティングツールの日本国内の独占的販売および第一次サポートで提携しました。
http://www.gsx.com/blog/bid/88345/exclusive-teamstudio-patnership-bring-gsx-products-to-japan

GSX Monitor はエージェントレスのモニタリングツールで IBM Domino のサービス、タスク、キャパシティの監視に加え、メールルーティングや複製といったドミノに特化した End-to-end のモニタリング、そして log.nsf などログファイルで現れる異常の検出、サーバーエージェントの稼働監視、データベース ACL や notes.ini、ドミノディレクトリー上の設定文書への変更などドミノ運用担当者が必要とする様々な項目をリアルタイムで監視します。
異常を検知した場合は、メールやデスクトップへのポップアップなどの通知を異常のイベントごとに細かく設定できるアラートシステムを搭載、第一次の通知に加えエスカレーションも可能。
GSX の主な機能は以下のとおりです。
  • Domino上で稼働するサービスやタスクの監視
  • mail.box 上の滞留メール、DEAD メールの監視
  • Log.nsf、domlog.nsf、agentlog.nsf の監視
  • ディスク容量監視
  • URL と Port
  • Domino サーバーの CPU/メモリー/HDD 容量
  • メールルーティング
  • 複製
  • クラスタリングパフォーマンス
  • notes.ini の変更
  • ドミノディレクトリー上の重要な設定文書の変更
  • データベース ACL 設定の変更
  • エージェントの稼働状況
  • データベースパフォーマンス
  • データベース利用状況
ドミノ専用だけあって、複製やメールには単にタスクの動作だけでなくEnd-toEndテストによる正常な稼働監視に工夫がされています。

運用担当者だけでなく、たとえば開発者の立場から気になるのは Domino 上でスケジュールエージェントが正常に動いてくれているかどうか。そんなニーズにもしっかり応えてくれます。
こういう障害にはこの人(グループ)へアラートを送るといったきめ細かいアラートシステムが備わっているので、エージェント実行時のエラー、起動しなかったっというものは開発チームに送ってといったことにも柔軟に対応しています。

その他 Sametime や Traveler の稼働もモニタリング可能です。

さて次は、GSX Analyzer。GSX Monitor で収集した監視情報を収集累積し、運用管理で必要な現在の稼働状況はもちろん、トレンド予測で将来に起こることが予測されるハードディスクやデータベースのそれぞれの容量についてグラフィカルな Web ユーザーインターフェースで視覚的に把握することができます。いわゆるダッシュボード的な全体像の把握にはもってこいのレポーティングソリューションです。ユーザーと結んだ SLA や KPI を予めセットすることで、ドミノの健全性と契約が順守されているかひと目で確認できます。


GSX Monitor & Analyzer、私もテストで使用して一番驚いたのは、インストールからひととおりの設定まで英語の UI であるにも関わらず 1 時間程度でできてしまったことです。

私がテストしたときはまだ日本語のヘルプがなかったのですが、ついに完成しました。
www.gsxsolutions.jp にオンラインヘルプが!

GSX 社も日本の市場にコミットしていく意気込みの現れでしょうか。早くもヘルプまで完成。他のドキュメント類も続々仕上がっています。

肝心の製品自体の日本語化についても、2014 年 2Q 終わりか 3Q 初めあたりで既にプランされています。

資料だけじゃなく、やっぱり実際試してみたいよね。そうお思いの方、30日という期間の試供もできます。
http://support.gsx.com/  で製品をダウンロードしてください。ダウンロードリンクをクリックするとアカウントを作成するのに必要な項目に入力しサブミットすればすぐダウンロードが始まります。(今はまだ英語だけどがんばってください)


2013/12/17

OpenNTF XPages Unplugged Mobile Controls 3.0 のリリース

Unplugged 倍返しに続いて、OpenNTF XPages Unplugged Controls も 3.0 と Unplugged 最新版に合わせて改良が加えられています。

中でも特筆すべきは「Re-styler」で、モバイル上の表示画面の背景色を初め、コンポーネントの色、Padding、フォントサイズがカスタマイズでき自分の好みに合わせて表示できるようになりました。これは、iOS7で変更されたデザインパターンに対応するのにピッタリです。
http://restyler.teamstudio.com/unpluggedcustomiser.nsf/home.xsp
(この Re-styler も XPages で作られてるじゃないですか!別の意味で凄い)

この Re-styler を利用するには、簡単なユーザー登録が必要で、登録したらすぐメールが飛んてきて、ログインできます。

ログインしてカスタマイズのボタンをクリックすると
Body、ヘッダー、テーブル、フッターなどスタイルをカスタマイズできる画面が出てきて、自分オリジナルのスタイルを保存、出力することができます。 一度お試しください。

2013/12/16

IBM Connections と HootSuite の統合、ベータ公開中。その使用感は?

IBM Connections というと、企業内だけの閉じたコラボレーションプラットフォーム、社内限定ソーシャル・ネットワーク、社内情報だけの共有というイメージがありますが、SNSを日頃使っている人なら、社外で起こっていることも社内に伝達する機会がきっと多くあるはず。なのにやっぱりそういうのってコピペなのかなぁとずーっと思っていました(笑)。

先々週、こんな面白いものを発見しました。
http://blog.hootsuite.com/hootsuite-ibm-connections/
http://blog.hootsuite.com/hootsuite-ibm-connections/
この HootSuite、Twitter や Facebook をしている方は一度は試してみたことがあると思います。
この HootSuite 上で、IBM Connections のステータスアップデートが Twitter やFacebookと同じ UI で見れたり、投稿したり、「いいね」を押したり、さらにTwitterなどの情報をシームレスに Connections へポストできます。現在はベータプログラムとして公開、ベータユーザーだけが利用できます。

私もこのベータに早速申込みましたが、申し込むとすぐ、「ありがとう、もう少し待ってね」という内容の英文メールが飛んできて、連絡がこなかったので、ダメなのかなぁと思っていた矢先、私のところに(実際 1 週間後ぐらいたってから)別のメールが 1 通飛んできました。
いよいよ試せるのかなと思いきや、ベータ申込みのメールアドレスが IBM のアドレスではなかったので「IBM Connections と Hootsuite ユーザーの企業だけなんだけど Greenhouse にアクセスできるの?」みたいなメール内容。それに返信して次の日にHooteSuiteのアプリに Connections が使えるようにアクティベートしてくれてました。セットアップの方法もPDFが添付されてたのですぐさま実行。

こんな感じで IBM Connections のストリームが表示されます。


ホームアイコン、コミュニティのアイコンをそれぞれクリックすると
フィードも Status Updates をはじめ、いろいろ切り替えることができて便利。

コミュニテイのアイコンは自分が所有者になっているもの、メンバーになっているものなどすばやく切り替えることができます。

普通に IBM Connections へ新規に投稿する場合、メッセージを書いてどのコミュニティにポストするか「Post to」のボタンを押して選択できます。

他の人のポストに「いいね」(Like This) を押したり、返信したりももちろんできます。

さてインテグレーションという観点からは、たとえば下の Twitter や Facebook のフィードに対して、「Share Post」のメニューがあります。

ここをクリックすると次のダイアログが出てきて、オリジナルのポストに自分のコメントを追加して、指定するコミュニティにポストするといったことが可能です。

Greenhouse にはこんな感じでうまく接続できたんですが、私はもうひとつ、SocialBizUG.org でも利用しているので、こちらにも接続の確認をしてみたのですが、どうもうまく行きませんでした。HooteSuite 側の問題なのか、SocialBizUG 側の問題なのかよくわかりません。もし、なにかご存知の方がいましたら教えてください。

こんな感じでのご紹介でしたが、みなさんも興味があればベータに申し込んでみてはどうでしょうか?


2013/12/14

IBM Connect 2014 で Dilbert の作者、スコットアダムス氏が講演

IT 関連の仕事をしている人なら、一度は見たことがあるあの Dilbert の作者スコットアダムス氏の講演が IBM Connect 2014 のホームページで大々的に宣伝されています。

 彼の講演は火曜日となっています。彼自身の失敗を成功へと導いた体験談が語られる模様。まだ、イベント全体のプログラムの詳細は明らかになっていないのですが、おそらく基調講演での登場ではないようです。

とはいえ、非常に楽しみな講演であることは間違いありません。
オーランドに行かれる方がほんとに羨ましいです。

加えて、例年基調講演のゲストも事前に明かされることは決してありません。今年はいったい誰が登場するのでしょうか?そちらも楽しみですね。


2013/12/12

OpenNTF Essentials ってなんだ?

にわかに最近 OpenNTF で話題がもちあがっていて OpenNTF で「推しメン」的存在になっているのが「OpenNTF Essentials」。最近サボリ気味でキャッチアップできてませんでした。(いまでもそうなんですが)

プロジェクトページにいってみると、スライドがあったので流し読みしてみるとこういうことらしい。
XPages 開発の生産性と質の向上をめざして、OpenNTF の単独のプロジェクトで活動しているものをひとつのパッケージにしたものらしい。
数あるプロジェクトを大きく分けると
  • ランタイム
  • ツールボックス
ランタイムは、Domino/XWorkサーバーとDomino Designer にプラグインして使うもの。そういうプラグインを使ったサンプルアプリを指している。
ツールボックスはデバッグやテストで使うもの、開発者へのサンプルになるようなコードを提供しているもの
という感じに分けている様子。

では、ランタイムをとりあげて具体的には何?というところで
Extension Library をベースに
  • Bootstrap4XPages
  • POI4XPages
  • XPT
  • Extlib X
  • Workflow 4 XPages
  • OpentNTF Domino API 
  • OpenNTF Logger
  • Social Business Toolkit
などがあるらしい。とりわけSocial Business Toolkit は IBM Connections のプロフィール、コミュニティ、ブログ、フォーラム、ファイル、Wiki へのアクセスするための API をサンプルコードなど。

ツールボックスでは、
  • XPages Log file Reader
  • XPages Toolbox
  • XPages Debug Toolbar
  • ソースコードコントロール関連
  • プラグイン開発関連
 があります。
お試しというよりは、実際の開発案件で是非使ってみようというところまで成熟したプロジェクトを集めているのもその特徴。
ちょうど今週木曜の深夜に Webinar があるようなので、元気があればじっくりとみてみたいと思います。
A Deep Dive into the Essentials Project from OpenNTF

興味のある方は、コメント欄に興味あるので詳しく教えてとなにか足跡を残しておいてください。

2013/12/11

お陰様で IBM Champion for ICS 2014 に再任されました

日本時間の先週木曜日夜 10 時半に、予期せぬ形で IBM Champions for ICS 2014 の発表があり、私ごとでありますが、来年も再任されることになりました。嬉しい事に昨年に続き日本から合計 6 名のChampion が任命されています。


IBM Champions のプログラムは 2011 年から始まったわけですが、私自身、今回でもう 4 年目を迎えることになります。振り返るとそれぞれの年で自分を含め自分を取り巻く周りをこうしたいなぁと思いもあって応募していたことにふと気付きます。

最初の年は、日本でも頑張ってるんだぞということを世界のコミュニティに知ってほしい、じゃ具体的に何をと言われても何もなかった、ただのお客さん状態だったかもしれません。

翌年、それを知れば知るほど海外のコミュニティと日本のそれとは大きなギャップが目につき、なんとかその差を縮められないかなという強烈な思いがあったような気がします。それで思いついた XPagesDay だったり、XPages Extension Library Japan プロジェクトにお誘いを受けたりするわけですが、一方、IBM Champions の認知度が日本では海外ほどないことにショックを受けたりといろいろ学ぶことが多かった年でもあります。

今年3年目は思いが一緒の日本の Champion 達のお陰でいろんな活動を展開できているのではないかと今時点では思っています。そして私も今年こそは Champion になりたい!という人が多く出てきたことはよい兆候として評価できるものです。

内輪だから言えることですが、今回選任された日本の Champion を見ると、ちょっとバランスが悪いというか XPages がらみの開発よりの方が多いので、これから技術でも運用管理に強いメッセージを出せる方、Connections をよく知っている方、ソーシャルに取り組む Thought Leader、営業の方でもサポートの方でもマーケティングの方でも大丈夫だと思うし、まだまだノーツは元気だよというメッセージを出せる方など、潜在的にたくさんいらっしゃると思います。是非そういう方に 2015 年の Champion にチャレンジしていただきたいと思っています。
選ばれた方達も機会があればそういう分野にもチャレンジする試みもあっていいのではないかと思います。
じゃ、お前はどうするんだよって言われるかもしれませんが、私はここ数年、ずーっと海外のコミュニティをみて置き去り感を味わってきましたので、任命されなくても多分ブログは書いているだろうし、コミュニティの活動にも参加していると思います。ただ、社内でも社外でもそういうものに理解を受けやすく、やり易くなるのは事実なんですが。

さて、そこで、来年どうしようっ、となるとまだ正直モヤモヤしている感じなんです。もし来年 1 月の IBM Connect 2014 に行けるようであれば、なにかにインスパイアされてまた XPagesDay を思いついたときのように、でかい何か(法螺)をぶち上げるかもしれません。その際はみなさん、ご協力お願いします。

最後にチームスタジオの UK オフィスから Arshad Khalid も任命されています。おめでとうございます。日本語ではわからないとおもいますが、海外からも Congratulations のメールをたくさんいただきました、みなさん本当にありがとうございました。

2013/11/11

XPagesDay 盛況のうちに終了!

11 月 6、7、8日で行われた XPagesDay。大変盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
私も講師として参加させていただきましたが、Web セッションでは 100 人に到達するセッションがほとんどで XPages に対する関心の高さがうかがえました。当初はこういう Web セッション (欧米では当たり前なのですが) で集客できるか正直心配でした。これも時代の流れなのでしょう、全国から大勢の人にお集まり頂いて成功裏に終えることができました。

http://www.xpagesday.com/ (オフィシャルサイト)
http://www.facebook.com/xpagesday (Facebook ページ)

(会場でのクロージングセッション)


(USTREAMでも)


(会場集合写真)

イベントでの資料はこちらに公開してありますのでご参照ください。
http://www.xpagesday.com/xpagesday.nsf/sessions.xsp

参加された方、いかがだったでしょうか?アンケートのページを用意してあります。
皆さんのご意見をもとに来年以降よりよい方向性を見いだせたらと思いますので、奇譚のないご意見をお寄せください。
http://www.xpagesday.com/xpagesday.nsf/survey.xsp

最後に、サポート頂いた IBM様、会場を快くご提供頂いたコムチュア様、集客にご協力いただいたノーツコンソーシアム様、景品を提供いただいた GSX Solutions 様、そして講師の皆さん、本当にありがとうございました。
最後の最後に、このイベントの MVPといっても過言ではありません。運営側としてここ数ヶ月身を粉にして動いてくれたチームスタジオの林ゆうこさんに感謝したいと思います。言うまでもなく彼女なくしてこのイベントは成立しませんでした。本当にご苦労様でした、そしてありがとうございました。

2013/11/05

「倍返し」のリリース?! Teamstudio Unplugged の新バージョン 3.0

お待たせしました。Unplugged 3.0 ではとにかくパフォーマンス/スピードにこだわりぬいたリリースです。

どれぐらい速いか?

ほとんどのページで少なくとも以前より 2 倍速いと豪語するリリースになっています。
 倍返しだ!と思わず叫んでしまいます。

 技術的背景としてとりわけカスタムコントロールに対する処理が格段に早くしたようです。

以下はこのリリースの主な機能追加と改善事項です。

  • 処理スピードの向上(上記)
  • ワークスペース、設定、同期などの UI をネイティブ iOS の API が利用できるよう UI を変更
  • 大きなファイル (何百MB) をダウンロードできる API を採用。この新しい API でスケジュールダウンロードも可能に。
  • パスコードのサポートを追加し、Unplugged 内でユーザーが指定する 4 桁の PIN コードを設定できるようになりました
  • Unplugged サーバーモジュールである設定データベース(Unplugged.NTF) を一新し、Web アプリとして Web ベースで処理することができるようになりました。
  • 設定データベースで個別のユーザーのみ指定できたアプリケーションへのアクセス設定を、Domino のグループを使用しても設定できるようようにになりました





注意事項として、このリリースはメジャーバージョンアップなので、2.x で使用していたシリアルキーは使用できません。3.0 用のシリアルキーが必要となります。

互換性:3.0 のクライアントで 2.4 サーバーへのアクセスは問題ありません。

システム要件が変更になっています。
以前のバージョンからシステム要件の変更は
  • Notes/Domino 8.5.1以降 → 8.5.3 FP3 以降
  • iOS 5.0.1以降 → 6.0 以上
ヘルプドキュメントについて
これまで PDF で提供していましたが、それをやめて今回のバージョンより wiki での提供を開始します。
http://teamstudio.jira.com/wiki/display/UNPDOC (英語)
日本語のヘルプについては現在調整中です。

最後に OpenNTF Unplugged XPages Mobile Controls で提供しているフリーのモバイルコントロールを使って開発している方もいらっしゃるかもしれませんが、この Unplugged 3.0 に対応して Unplugged XPages Mobile Controls のバージョンは「1.8」以降になります。



2013/10/31

XPages Extension Library Japan プロジェクト最近のまとめ


XPages Extension Library Japan プロジェクトの活動の内容を主に Facebook ページ上でお伝えしていますが、Facebook をされていない方には伝わらないこともあるかもしれない、ということで、この場でいくつかご紹介します。
XPages Extension Library Japan プロジェクトの概要は以下のとおりこのブログでも過去にご紹介しました。
OpenNTF に XPages Extension Library Japan プロジェクトが立ち上がりました
XPages Extension Library Japan Project 2 回目のアップデートリリース
OpenNTF を利用すべき 5 つの理由

ここから、Facebook ページでの第3四半期あたりにおける主な投稿をいくつかご紹介します。プロジェクトに関する話題だけでなく XPages 開発に関する話題も投稿されていますので、Facebook アカウントをお持ちの方は「いいね」を押してフォローしてください。Facebook アカウントを持っていない方、今すぐ作成してまず XPages Extension Library Japan のページをフォローしてください。フォローしているうちに知らないうちに XPages 開発のプロフェッショナルになっているかもしれません。



2013/10/30

IBM Notes/Domino 9.0.1 アプリケーション開発新機能(速報)

昨晩、英語版の IBM Notes/Domino 9.0.1 がリリースされいち早く ICS コミュニティではダウンロード&インストール祭りが行われた模様。
私も早速便乗しました。

まだ、詳細のレベルで見ていませんが、速報レベルで英語のリリースノートから幾つか抜粋してまとめてみることにしました。

9.0.1 はメンテナンスリリースなので、たくさんのFIXが行われているのは言うまでもありませんが、8.5.x 以降のメンテナンスリリースは、とくに XPages 開発にとってはメジャーリリースといってもいいほど新機能が追加されていますのでこちらも注目してください。



2013/10/29

IBM Notes/Domino 9.0 対応アプリケーション移行支援Tools 期間限定版

Notes/Domino 9.0 に対応してアプリケーション移行支援ツール(含むコードチェッカー)が developerWorks に公開されています。

http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/2013_ndacc90.html

プレビュー版という位置づけで 2013 年 12 月 31 日まで使用できるもので、Notes クライント Basic 版に対応したもののようです。スタンダード版への対応したものは現在準備中との情報もあります。

これまで、ノーツコンソーシアムの会員のみ提供されていたこの支援ツールですが、今回はじめて developerWorks で一般にも公開されました。
なぜ、これの意図する背景については、まったくわかりませんが、いただけるものはありがたくいただいておきましょう。




2013/10/28

IBM SmartCloud for Social Business と XPages アプリ連携

Notes/Domino 資産をオンプレミスから IBM SmartCloud for Social Business (以降SC4SB) へ移行した企業がどうノーツアプリケーションと連携させるか、そのひとつの例としてあるシナリオが紹介されています。
既存のアプリといっても XPages のアプリケーションになります。

ここ1年半前からセッションで XPages の話をさせて頂く機会があるごとに何度も繰り返し言っていますが、XPages は モダンな Web アプリケーションを作成する開発プラットフォームだけでなく「ソーシャルアプリ/モバイルアプリの開発プラットフォームです、今後 XPages をやっていかないとノーツ技術者はどん詰まりになりますよ」と言ってきましたが、ようやくそういう XPages を使ってノーツ DB との連携の話がちらほら聞けるようになってたので正直ホッとしてます。

では今回この「The Power of IBM SmartCloud for Social Business and XPages App Dev」で SC4DB と XPages の連携をお楽しみください。

といっても英語なので、ここで簡単に説明します。
ある保険会社のサポート部隊の話です。その会社の SC4SB に招待されたビジネス・パートナー、Paul さんがフォーラムで質問を投稿します。
1st ラインの女性担当者、Samantha さんが XPages 化されたノーツ DB 上で表示されている SC4SB からのその質問を自分にアサインしてやりとりが開始。(SC4SB→XPages)

その女性担当者は、XPages アプリ上でその質問への追加質問を XPages アプリに入力すると その追加質問が SC4SB に現れます。(XPages → SC4SB)

SC4SB 上にいる Paul さんと XPages アプリ上で作業している Samantha さんのやりとりは両方のプラットフォームで連携して同じ内容が表示されています。

回答にヘルプが必要だった Samantha さんは XPages アプリ上で同僚の 2nd ラインの Alan さんの助けを借りてコメントをもらうのですが、Alan さんからの内部のやりとりは SC4SB には反映されない制御をしながら、内部外部のコメントが XPages アプリ上でもわかるような XPages アプリになっています。

技術的な背景には Social Business Toolkit で実現しているようです。
今後も Social Business Toolkit の動向も注目していきたいですね。



ソーシャル & コラボレーションセミナー 2013 in 九州

先週 10 月 25 日(金)、九州地区ノーツパートナー会が主催する「ソーシャル & コラボレーションセミナー 2013 in 九州」で1コマいただき、ノーツアプリのモバイル化についてお話する機会を頂きました。

今回のセミナー、関東圏でのセミナーでもなかなか見れないほどの盛況ぶりで九州地区のパートナーの底力を見せつけられました。
他社製品から複数の競合製品の中から Notes/Domino 9.0 SE を選択した企業の事例、Connections の導入事例、技術部の XPages で Q&A サイトを構築したなど九州地区パートナーからの説得力ある実例の数々を聞くことができたのは大きな収穫です。

さて、このイベントでの私のセッションですが、資料はここに公開しますが、スライドだけ見ても技術資料に体になっていないのでわかりづらいと思います。その点、ご了承ください。
ライブデモもあったのですが途中、私の MacBook Air がクラッシュ(Mavericks にするの早すぎた?)するなどのハプニングもありなかなか骨の折れるセッションになりました。

あと、プレゼンの「つかみは良かった」とお褒めいただいたんですが、中身がどうだったかのコメントはついに聞けず、不安も残ります。あとでアンケートの結果を見て反省するとします。

 
さて、私のプレゼンの骨子ですが、ノーツアプリのモバイル化は Notes/Domino のコアバリューで、実例をあげて一度はノーツを諦めようとした企業がアプリをモバイル化できることを知ってノーツ継続、 9.0 へのアップグレードを決めたという話。
ノーツの業務アプリを始めてモバイル化する際には、全ての機能をモバイル化するのではなく、主要な一部の機能をサービスとして提供する(申請ワークフローなら、盲判的なワークフローから、申請だけ、承認だけ)ことをお勧めしました。
モバイル化の技術は XPages のモバイルコントロールを使うこと。
サンプルのモバイルページを www.xpages.jp からご紹介しました。
後半最後の方ではちゃっかり Teamstudio Unplugged の紹介もさせていただきました。
 
セミナー終了後の交流会、2次会では、パートナーの皆様と楽しく談笑、そして焼酎、料理を堪能してきました。
 
こんなに活発な九州地区パートナー会ですが、是非この中から IBM Champion を輩出して欲しいし、もっとこのコミュニティの活動をブログなどでアピールする人がいてもいいのでは思いました。素晴らしい事例も多くあるし、活動の成果も全国に向けて積極的に発信して欲しいと期待しています。

最後に、九州地区ノーツパートナー会の皆さん、どうもありがとうございました。


 

OpenNTF XPages Extension Library が Notes/Domino 9.0 向けに 3 回めのリリースを公開

先週、OpenNTF の XPages Extension Library プロジェクトから Notes/Domino 9.0 対応版として 3 度目のリリースとなる
XPages Extension Library - Release: 900v00_03.20131001-1400
が公開されました。

今回のリリースには次の変更/追加が行われているようです。

1. これまであった「XPages Social Enabler」のコントロールを削除し、その代わりに「IBM Social SDK」を実装しています。以前の XPages Social Enabler で使用していた認証のための アプリケーション ID、サービス名、 OAuth リクエストトークン URI 諸々の設定は WebSecurityStore.nsf データベースに保存しそれを参照するような形でしたが、今回からはアプリケーションの faces-config.xml に記述するように変更されているようです。
2. REST のドミノアクセスサービスでのカレンダーサービスにおいて修正に加えて、カレンダーの空き時間(人とタイムスロット)が利用できるようになりました。RESTでメールデータベースのクォータも取得できるようになったようです。

幾つかは Notes/Domino 9.0.1 のリリースにも実装されるようです。

その他不具合修正も数多く行われています。

詳しくはリリースノートでご確認ください。


2013/10/18

XPagesDay を 100 倍楽しむ方法 〜非公式なセッションガイド〜

皆さん、こんにちは。

コミュニティによるコミュニティのための XPages イベント、XPagesDay もセッション申し込みが開始され残すところあと 3 週間弱。

今回の XPagesDay はオンライン形式の Web セッションと会場での講演セッションの大きく 2 本だてで構成されています。Web セッションだけでも 12 セッションあります。会場セッションも UStream でライブ放送されます。こんなに大規模な XPages イベントは世界でも類を見ません。

Web セッション全部見てやろうという人はなかなか通常業務もあることなので難しいと思います。そこで、今回は勝手にセッションガイドをしたためてみたいと思います。
あくまでも私見ですので、実際はセッション概要をよーく吟味してご参加ください。
http://www.xpagesday.com/xpagesday.nsf/sessions.xsp

皆さんのお仕事の内容によってまず大きく分かれます。
  • 技術者(エンドユーザー、BPいづれも)
  • BP の営業/マーケティング
  • エンドユーザー(アプリケーション利用者)




技術者向けのセッションがはやり多い傾向にあるので営業/マーケティングの方とエンドユーザー向けにはこちらの 2 つのセッションが良いのではないでしょうか?

【C-1】XPages化したNotesDBとIBM Connectionsを連携する理由

【C-3】ジャンボフェリー 予約システムの事例からみるXPagesを使った提案・開発の概要

 

既存の NotesDB をXPages 化し IBM Connections と連携することで業務がどのような広がりをみせるかの可能性を提示してくれる C-1 セッション。
Notes/Domino を言えば、既存ユーザーのアップグレードビジネスに固執することなく攻めの新規ビジネス発掘。 XWork Server を提案して低コスト短納期で予約システム構築をした新たなオファリングでの成功事例として C-3セッションは一見の価値があると思います。




次に技術者向けですが、これから始めよう、ちょっとかじってみたけどまだ真剣に始めていないビギナーの方には次のセッションがお勧めです。

【A-1】XPages ジャンプスタート

【A-4】XPages の落とし穴 ?"XPages traps and pitfalls"

【B-3】XPages開発を始めるNotes技術者のためのWeb技術概論

【C-2】XPages実践事例~XPagesマニアが明かす現場のホンネ~

 


 A-1 セッションは、XPages の基礎から始まり、XPages でデータのビュー表示、新規文書作成、文書表示、文書修正、文書削除まで基本的なアプリケーション操作も網羅しています。
A-4 セッションでは初心者がつまずきそうなところを前もって知っておくことでスムーズな開発ができるようになるはずです。
B-3 では XPages では JavaScirpt、HTML、CSSなど 式とLotusScript しか知らない Notes技術者が XPages 開発をするときの大きな手助けになるのではないでしょうか。
C-2 セッションは実際の XPages 開発はほんとはどうなの?という方がいらっしゃるかもしれません。そういう生々しい現場からの声を聞ける絶好の機会です。




次に、もうすでに簡単なアプリケーションは作ったし、より高度なことをしたいという方には次のセッションをお勧めします。

【A-2】NotesDB の XPages 移行事例とそのポイント

【A-3】サイドバー用アプリを XPages で開発してみよう!

【A-5】XPagesでRESTを使ってみたら、こんなんだった

【B-4】Dojo 徹底解剖! ~ XPages で Dojo を有効活用するには? ~

 

A-2 セッションでは、既存のNotesDB を XPages 化するポイントが説明されると思います。これまで Notes クライアントベースで使用してきたアプリケーションを XPages へ移行する際の重要ポイントが分かります。
A-3 セッションはサイドバーアプリを XPages で作成してよりタイムリーでより多くの情報をユーザーに提供できる素晴らしいアイデアになるはずです。
A-5 セッションは Web あるいはモバイルでもしばしば使用されるデータ交換の手法として REST サービスが Domino でも利用できるようになりました。その REST を XPages でどのように利用できるかを理解できるセッションです。
B-5 は XPages のコンポーネントとして Dojo が使われたり、Dojo ウィジェットを XPage で使用したり、また Dojo Mobile としてモバイルアプリケーションを作成できます。その Dojo を理解することなくして XPages 開発は進まないといっても過言ではありません。




次にまったく違う観点からお勧めするのは、モバイルアプリ作成する際のヒントになるセッションです。

【B-2】あなたにも出来る!XPages & jQueryMobileで作るスマートフォン、タブレットUX開発

【B-5】Responsive Web Design で XPages アプリケーションを作ろう


 B-2 セッションはそのものズバリ。jQueryMobile のフレームワークのリソースをノーツデータベースに取り込んで、モバイルアプリケーションを作成するものですが、その際のベストプラクティスも提示してくれるはずです。
B-5 セッションは直接モバイルアプリを作成するものではありませんが、Responsive Web Design でデスクトップでも、タブレットでも、スマートフォンでもひとつのコードでそれぞれの端末に対応できる Web ページを作成するものです。

以上で個々のセッションについてガイドしてみました。



最後にクロージングセッションが行われます。

【C-5】クロージングセッション:どこよりも早い XPages 最新情報

 このセッションはすべての方にご覧いただきたいものです。どんな最新情報が出てくるのか、Notes/Domino SE 9.0.1 (?) の話もきっと聞けるはずだと期待しています。


2013/09/08

ナイス(?)なツール - NICE ツールでクリーンなインストール

今回はちょっとした小ネタです。

私も技術サポートの関係で結構頻繁にノーツクライアントをアンインストールして違うバージョンのノーツクライアントをインストールします。
8.5.2 から 8.5.3 へアップグレードする際は、基本上書きではなく一度アンインストールしてから再度クリーンインストールが「私」の基本です。

そういうとき、アンインストールがうまく行かなかったり、インストールの途中でなんか問題が発生して中途半端な状態になってしまったとか、とにかくクリーンなインストールをする前にこのツールを使ってきれいにお掃除してくれるツールを見つけました。

その名も Notes Install Cleanup Executable 略して NICE!

こちらからダウンロードできます。何をクリーンアップしてどういう動作をするかも説明されています。
Using the Lotus Notes Install Cleanup Executable (NICE) tool


2013/07/03

XPagesDay サイトのリニューアル

本題に入る前に、大きなご案内がひとつさせてください。
XPagesDay 2013 を今年 11 月に開催することに決まりました。イベントの詳細は www.xpagesday.com をご覧ください。

今回のポストは XPagesDay イベントの紹介もそうですが、このサイトをリニューアルした経過を取り上げたいと思います。

前回のスレッドでは、Notes アプリのモバイル化のスライドを公開しましたが、その中で Responsive Web Design (RWD)を使ったらどうかという話題も取り上げました。ノーツクライアントベースのアプリケーションをモバイル化するには、ノーツビューのような情報をリスト表示したり、その中リストからひとつ選び表示させてみたり、編集するといったアプリケーションスタイルが一般的なんですが、そのためには jQuery Mobile がもっとも扱い易く、RWD に対応もあるので個人的には最適なフレームワークだと思っています。

jQuery Mobile の他にもうひとつ RWD の雄である Twitter Bootstrap は、シンプルなルック&フィールのサイトに向いているように思います。

そんなこともあって、今回は XPagesDay のサイトを Twitter Bootstrap を使って XPages で作ってみました。
RWD を確かめるのに、いろんなページサイズのウィンドウでこのサイトを見てください。
 (デスクトップサイズ)

 (タブレットサイズ)

 (スマートフォンサイズ)


実は昨年はスマートフォンからXPagesDayのサイトにアクセスすると jQuery Mobile を使ったモバイル専用のアプリに切り替わる(もちろん別のノーツデータベースとして作成)ようにしていたのですが、面倒臭がりの私としては、この際 RWD をフル活用させていただいて開発の簡略化を図ろうと目論んでいます。
これから、XPagesDay のサイトにセッション講師の紹介やセッションのスケジュール、なにか面白い仕掛けがあれば追加していきたいと思案中です。

私が受けもつであろう(Call for Abstract の審査に合格すればですが) XPagesDay のセッションでもこの Responsive Web Design、とくに Twitter Bootstrap を XPages で使うプラクティカルな開発手法やコード、そしてテンプレート化したものを公開していきたいとこれまた考えを巡らせているところです。

XPagesDay のイベントとサイトにも注目していてください。



2013/07/02

これからの Notes モバイルアプリはこう作れ

先週の火曜日、東京で、金曜日、大阪で開催された「他社はもう実践している!Lotus Notes/Domino 資産のスマートデバイス活用」セミナーでの私のセッション資料を公開します。
(セミナータイトルなど至る所に「Lotus」という文字が踊っていますが、企画、公示時点ではまだ認知されていなかったのでそのままにしてありました)

このセミナーは一度 3 月に東京で行われましたが好評であったため、再度この 6 月に実施する運びとなりました。資料も多少の手を加え、3 月のものからマイナーチェンジを施してあります。

このセッションでは、Notes/Domino ユーザー/開発者が、モバイルアプリケーションを作成、展開するうえでの方向性をお話しました。

モバイルアプリは実態から見るとモバイルWebとネイティブアプリの 2 つがあり、開発手法もモバイルWeb、ハイブリッド、ネイティブの 3 つと選択肢は揃っています。Notes/Domino の開発経験やスキルを最大限生かしてモバイルアプリを作成するには、最終的にどのアプリ、どの開発手法に落ち着くわからないにせよ、まずはモバイルWebアプリ開発を基本としてまず最初に取り組むことをお勧めします。

結論は、開発工数、コストも考えてもモバイルWebアプリ開発が一番よいのではないでしょうか。

XPages Extension Library のモバイルコントロールを使ってもいいし、jQuery Mobile などのフレームワークを使用したとしても Domino Designer があればモバイルアプリが開発できます。


2013/06/24

ICS コミュニティについて考えた夜

先週の金曜日 6 月 21 日の夜、IBM Champion 達が「テクてく技術者夜会」で好きに話していいよという機会を頂きました。
今回は、コミュニティ代表として選出された IBM Champions のひとりとして、私達のこの「コミュニティ」について話しておこうと思った次第です。

IBM Champion のひとりとして海外の Champion 達とソーシャル・ネットワークで繋がり、実際フロリダ・オーランドで会ったり話したりしているうちに、だんだんこの ICS コミュニティの渦の中に引き込まれていく自分を目の当たりにしてきました。

「コミュニティ」
実際、普段からコミュニティなんてあまり意識することがないですよね。私もそうです。そもそもコニュニティってなんだという話もありますが、それは私の専門分野ではありませんので、大したことは言えません。しかし、LUG (Lotus User(s) Group) とよばれるコミュニティは全世界に点在しており、フロリダオーランドで開催される IBM Connect/Lotusphere を受けて世界中でコミュニティ主導のイベントも開催されています。興味のある方は、次のリンクでどんな感じのイベントか大体想像いただけると思います。

AusLUG: http://www.auslug.org/
IamLUG: http://iamlug.org/
BLUG: http://www.blug.be/
DNUG: http://www.dnug.de/
UKLUG/ICON UK: http://uklug.info/

ここ日本でも、今回お話させていただく機会をいただいたテクてく技術者夜会をはじめ、ノーツコンソーシアムなど実際にコミュニティ活動が展開されているわけですが、コミュニティの様相は上の海外のものとはかなり水を開けられている感があります。コミュニティを野球の 1 軍、2 軍、3 軍? に無理やり分けるとすれば、日本のコミュニティは 2 軍と 3 軍の中間ぐらいかなという印象を受けます。

そもそももっと日本らしいコミュニティのあり方があってしかるべきだという意見もあると思いますが、だれのためのコミュニティかという主体性の意識が格段に違います。

話を聞くと、この「テクてく」が立ち上がってからまもなく 3 年目(御代さんのご指摘で 4 年目だそうです)を迎えるそうです。素晴らしいことだと思います。このような会が発足し定着するまで IBM さんからの人員、場所、時間の提供など多大なサポートなしには今日の姿はないと思うと同時に、夜会の舵取りをいったん IBM から引きあげ、自立したコミュニティへと育っていくのが IBM への恩返しでもあるような気がしてなりません。そして今ならそれができる良い分岐点に私たちは立っているのではないでしょうか?

DB2も同じような会を月に 2 回開催している話も刺激になります。毎回渋谷のイノベーションセンターが満員になるらしいです。私はその話を聞いた時ハッとしました。既にオープンな技術をたくさん取り入れている ICS。製品のことばかり目を奪われがちですが、技術者の技術力底上げということで、いろんなオープンな技術をもっと間口を広げて夜会で取り上げてもいいのではないでしょうか?(余談:そういえば昨年のXPagesDay で JSON 知っている人かなり少なく外部講師の方ががっくり(びっくり)してました(笑))

あと、最近 IBM Champion になりたい、目指したいという方が増えてきているようで、 IBM Champion になって良かったことや Champion になるにはどうすればいいのかといったことも紹介されました。

審査される側として、developerWorks に自分の活動を英語で書いたり、LinkedIn のアカウントを作って情報発信するといった指南も少し施してもらいました。早速目指そうかなと思っている方はアカウントづくりから始めてください。とにかく英語での Visibility を上げていかないと本音のところでは難しいようです。

申し訳ありませんが、使用したスライドはある方面で物議を醸しだす恐れがあるため公開できません。あしからず。

2013/05/15

IBM Connect Japan 2013 を百倍楽しむ方法

みなさん、いよいよ IBM Connect Japan 2013 東京まであと 2 週間を残すのみになりました。

もうとっくに午前の基調講演、加えて午後のセッションも含めて申込み終了している方も多いと思います。
が、まだという方も早く申込みしておきましょう。じゃいつやるか?...(もう飽きましたね)

ところで、みなさんは今回の Connect 何を楽しみ何を期待されて参加されるのでしょうか?

イベントに足を運ぶ理由は人それぞれだと思います。必要な情報だけ収集して帰るという方もいるし、その日一日最初から最後までセッションに出ずっぱりの方もいるかもしれません。ひとつ言えることは、理由がなんであれ折角来たからには思いっきり楽しまないと面白くありませんよね。

お節介かもしれませんが、この IBM Connect Japan 2013 での私個人の最大の関心事は誰がなんと言おうと「基調講演」。その中でサンディ・カーターがどのような話をしてくれるのかなということですが非常に楽しみです。
基調講演ってもともと一番のイベントセッションなんだから参加する方全員それを目当てに来るのは当たり前といえば当たり前なんですが。

でも、ちょっと IBM さんもその辺のアピールが足りないのではと正直不安を感じています。 IBM 社内のタレントだからという謙遜があるかもしれませんが、サンディ・カーターが来日して話をすることがどんだけ凄いことなんだというアピールや宣伝をもっとすればいいのにと思います。

そういえば彼女は昨年秋に CIO 特別フォーラムで来日して企業のトップに向けて話をされているようです。IBM Connect Japan は経営層に加え、LOB (Line of Business)も対象にしているイベントなので、「黄色い魂」をもつ我々の目の前に登壇するのはこれが実質上初めてではないでしょうか?

CNNのIT業界でもっとも影響力の強い10人の女性」に選ばれたという前振り、ここにありました。
http://edition.cnn.com/interactive/2012/04/tech/interactive.women.tech/index.html

このサンディさん、凄いですね。Wikipedia にもちゃんと経歴なんかが詳細にあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Sandy_Carter

全世界を飛び回っているサンディさん、あえて言わせてもらいますがソーシャルビジネスに関して世界から一歩も二歩も遅れている日本企業のビジネスにソーシャルの力をどう組み込んでいくのか、それをどう我々に提案してくるのかが非常に楽しみです。あのオシの強さでグイグイいってほしいですね。

続いて午後のブレークアウトセッション。
トラック構成は経営者層とITシステム部門の軸で構成されているようです。いつもセッションに参加されている方を展示ブースからお待ちしている身分のものから言わせてもらえれば、どのセッションに出ようか一生懸命考えて午後一つも漏らさずセッションに出る「真面目な」方が多すぎます。

ブレークアウトセッションのそれぞれの時間は 40 分。技術的な詳細内容はこの短い時間ではほとんど期待できませんので、概要をつかむ程度と考えておきましょう。
スポンサーのセッションに出て商品の内容を知りたいのなら、迷わず展示ブースへ直行してください。そのほうが短時間で収穫が多いはずです。

自分のこれはと思う技術セッションかソリューション、あるいは事例のセッションを絞ってひとつかふたつ。
セッション疲れを感じさせないプレゼンのうまい方のセッションなら追加も検討。

そうして 2 つもセッションに出ればそれでよし。あとはほんとに経験も事例もたくさんもった面々が展示ブースで待機しています。展示会場に行って目当てのソリューションの深堀りをするもよし、ブースで世間話もよし。「ぶっちゃけどうですか?」って本音を聞き出すのもいいんじゃないでしょうか?

Connect イベントは人と人が繋がってこそなんぼのイベントです。たくさんの人とたくさん話して繋がっていくことが結局百倍楽しみ方法なのではないでしょうか。

東京近郊以外の方。大阪や名古屋でも開催されるようですが、可能であれば東京のイベントに(も)参加されることをお勧めします。正直、地方バージョンでは基調講演の時間、各セッションの内容を見てもどうなのかなぁという感じがします、実際そういう掛け持ちされるかたもかなりいらっしゃると聞いていますのでご検討を。


ここで番宣。
私のセッションは【C-3】IBMチャンピオン達がチームスタジオのセッションをハイジャック!【裏・基調講演】 XPages、モバイル化、OpenNTF など重要トピックを本音弾丸トーク。14: 40 からです。

内容は当日のお楽しみということで。
4人の IBM Champion のぶっちゃけトーク。
抱腹絶倒、IBM社員ひきつり苦笑。
4人は夜道で後ろから刺されるのも覚悟で登壇
参加者へのプレゼント多数用意

是非お越しください。お待ちしております。


2013/04/08

DOMINO懇談室復活で思うこと

昨年の夏、ノーツコンソーシアムの「ドミノ懇談室」が休止のニュースが飛び込んできました。
http://www.notescons.gr.jp/information/1241/

私も 10 年前まではよく見ていた記憶があります。ここ数年たまに覗いてみたりしたときには、数は圧倒的に減ったものの、書き込みが絶えることがありませんでしたので、相当根強い人気があったのだと思います。

そして休止していたドミノ懇談室がつい最近「DOMINO懇談室」として developerWorks に帰ってきました。
DOMINO懇談室
まずは新しい DOMINO 懇談室の告知です。

DOMINO懇談室の復活を受けて、いろんな方と飲みながらお話したときのことです。
大勢はこのDOMINO懇談室を疑問視する声。なぜなんでしょう?えっ、折角復活したのにと思われる方もいるかもしれませんね。

ではどうして疑問の声がでるのか。(これは私個人の意見ですので飲みながらお話した方とは無関係です!)


場所が悪い
まず場所が悪い。なぜ、developerWorks 上に作ったんでしょうか?developerWorks って IBM のコミュニティサイト。IBM 公認のはず。ところが、「当懇談室はIBM主催のオフィシャルなコミュニティーではございません」と。
ゆくゆくは Connections へ。それも???な話です。

次にサイト構造上の違い。現在、IT 系の Q&A で一番有名なものとしては、Stack Overflow がありますが、それと比較してみましょう。見ればわかりませすが、今どきの Q &A サイトは質問を投げて、答えをもらうだけでは活発な場にはなりません。
ゲーミフィングの要素が入ったり、Vote の機能があったりとソーシャルな機能は欠かせません。質問の未回答、解決済が視覚的にわかるなどは基本中の基本。そんな機能がなく、まるでノーツの昔ながらのディスカッションフォーラムの様相。時代をせめてもう 5 年ぐらい先に進めましょうよ、と言いたくなる。
一つの提案として、Stack Overflow は英語しか扱わないので、日本語で質問、回答できるサイトが必要という方には、たとえば、QA@IT なんかはどうでしょう。
いづれにしても、ソーシャルな要素をコミュニティを発展させる仕掛けが必要で、新しいDOMINO懇談室にはこれが欠けています。


モデレーターが必要でしょ
はっきり言いましょう。このDOMINO懇談室も短命のうちに終ります(非難の声)
ドミノ懇談室は旧来のベタな形でこそ、生き残ってきたと個人的にはそう感じています。新しい器に変えたとしても、かつて質問を投げかけ、答を返してきた人たちがまた同じように新しい場所でも貢献してくれるかといえば、それは難しいでしょう。
新しい場所には交通整理をしてくれるモデレーターが、すくなくとも新しい懇談室立ち上げ当初には必要ですではないでしょうか。DOMINO懇談室に登録されている方たちはモデレーターとして立ち振る舞ってくれるか?しばらくは様子見でしょう。


グーグル先生じゃダメ?
私が 10 年前まで使っていて、今は使っていない理由。それは Google 検索で十分自分の検索したいものが拾えるからです。
最近、みなさんも同じじゃないんでしょうか?
もちろん、最初は日本語で検索して出てくれればいいんですが、最近では最初に日本語で検索することさえしなくなりました。
Notes/Dominoに限らず、IT の世界では何か調べたいとき、情報量という点で全世界の人がやりとしりしている英語が圧倒的に多く英語で調べたほうがいいに決まっています。

ノーツクライアントの UI もわざと英語 インターフェースを使えばエラーメッセージも英語ででるからそのまま言葉を検索すればOKっということも頻繁にあります。
日本で調べることと言えば DJX とか言語に依存した機能以外はすべて英語で調べてみてはどうでしょう。


クローズな技術だけの閉塞感が満載
Notes/Domino はかなりオープンな技術を取り入れながら機能拡張しています。特に開発の世界では顕著です。つまり、私たちも昔のようなノーツ(式だとかLotusScriptだとか)だけの非常にクローズな技術からどんどんオープンな技術へと目を向けなければいけない世の中になってしまいました。
他のオープン技術も同じレベルで取り扱える、目にすることができるフォーラム、コミュニティサイトでなければなりません。


最後に、DOMINO懇談室が要らないと言っているわけではありません。なんかいろいろ周りから要望を受け、やっつけ仕事みたいにサイトをオープンしてしまった感があるので、いったいどの視点に立ってこの新しい懇談室を立ち上げたのか不安になっているだけです。これからたくさんの質問があがるといいですね。そしていろんな情報も共有すればいいと思います。
どのような形に育っていくかこれからユーザーの目線から見守っていきたいと思います。



2013/04/03

Ytria EZ Suite 11 新機能をビデオでご紹介

先月の中旬、Ytria EZ Suite のメジャーリリース となる Release 11 が発表されました。
今回、Release 11 の新機能を中心にビデオでご紹介いたします。

以前のポスト↓では、英語のユーザーインターフェースでした。
http://notesdominoliaison.blogspot.jp/2013/03/ytria-ez-suite-11.html

今回のビデオでは日本語のユーザーインターフェースでご紹介しています。
日本語の言語ファイルは、Ytria のサイトからダウンロードできます。
入手方法は↓↓↓↓ を参照してください。
http://notesdominoliaison.blogspot.jp/2011/11/ytria-suite-105.html
※新しいリリースでは、言語ファイルもソフトウェア更新で最新のものを入手できるようになっているはずです。

Ytria EZ Suite 11 新機能 Part1 (11:44)

Ytria EZ Suite 11 新機能 Part2 (9:28)

2013/03/26

OpenNTF を利用すべき 5 つの理由


今日のトピックは OpenNTF です。このブログでも、Lotus 技術周りのオープンソースとして OpenNTF を何度か取り上げてきました。今日に至っては特に目新しい話ではないかもしれませんが、この OpenNTF の利用度合いが、どうも欧米の技術者と日本の技術者での温度差というかギャップがまだあるような気がするので「OpenNTF を利用すべき 5 つの理由」というお題でもっと OpenNTF を知りましょう、そして使ってみましょうという内容にしました。

OpenNTF の利用実態

まずは、感覚的なお話ではちょっとと思ったので、グローバルワイドでの OpenNTF の利用実態を知るために、ちょうど OpenNTF が先日おこなったサーベイの結果がありますからそこから見ていきましょう。特に注目は次の 2点でしょうか。

「いくつの OpenNTF プロジェクトをこれまで利用してきたか?」
の質問にはひとつから 5 個までが 60% ともっとも多く、たくさんあるプロジェクトから自分自身のプロジェクトに必要なものだけをピックアップしている感があります。

次の質問。「オープンソースからどれだけの時間が節約できたか?」
では 1ヶ月以上が 43.5% とトップ。これだけ時間が節約できるのであれば利用しない手はないなと思うのは当然のことではないでしょうか?




では日本の技術者は何故利用しないのか?

日本の技術者があまり OpenNTF を利用しない理由、それは以下の 4 つに集約できるのではないでしょうか。

1. OpenNTF 自体知らない
2. 英語だから
3. 実際の開発に使えるかどうか疑問
4. オープンソースで保証がないから

OpenNTF を利用していないみなさんはどれにあたりますか?

あるセミナーで講師をしたとき、 OpenNTF をご存知かどうか尋ねることがありました。極端な場合では、参加者の 10% 以下の方しか知らないというときもありました。まだ圧倒的に知名度がないんでしょうか。。。

知ってはいるものの英語という理由だけで敬遠されている方。今時 英語なしで IT の仕事はできませんよいっても過言ではないくらいです。これは世間のみなさんが言い始めて少なくとも 10 年ぐらいは経っているんではないでしょうか。なのでこの英語だからという問題、私は無視します。

日本全国のロータス技術者の中で OpenNTF がどの程度認知されているのか、知りたいと思いますが(非常に興味深いものになりそうですが)そういうことを調べる、調べようとする団体もないので永遠にわからない気がします。。。

残りの問題も核心へと進む中で触れていきたいと思います。

OpenNTF を利用すべき 5 つの理由

1. プロジェクトの成果物を自身のプロジェクトに役立てる
サーベイにもあるように、オープンソースを利用することでどれぐらい時間が節約できたかをみれば、だれでも一度はオープンソースを試してみようかなと思うはずです。時間を節約するために使ってみようとか、テクニックを学んでみようというのは、ユーザーがオープンソースに期待するベースとなる理由でしょう。

2. IBM との共同実験の場からオフィシャルな製品への展開
私は、Notes/Domino 8.5 以降から OpenNTF の位置づけが 飛躍的に変化しているのを強く感じるようになりました。OpenNTF では、IBM と IBM 外のコミュニティの垣根がなくなり(IBM の方が OpenNTF のボードメンバーだったり)、IBM が「先進的」に、しかも確実に近い将来、現実のものとして取り入れたい技術をこの OpenNTF の協力(言葉は悪いですが、利用して)のもと、製品となる前段階からその技術を公開し、コミュニティの中で実験しフィードバックを得る場に移行しつつあります。
端的な例として思い浮かぶのは XPages Extension Library です。みなさんもよくご存じだと思います。

裏を返せば、この OpenNTF で日々フォローすることでいち早く IBM が目指す技術に触れる機会が増えることになります。必要とあればフィードバックすることも自由です。
私たちにとって将来どういう技術がどのように実装されていくのかを事前に知ることができるいうメリットを享受できるのです。

もうひとつ、OpenNTF のポジションが変わったという点では、Domino Designer 9 Social Edition のホームで「コミュニティのリソース」としてOpenNTF が載ったことでしょう。本当の意味は私は知るすべもありませんが、これまでの Domino Designer にはなかったことで、いかに OpenNTF の存在が開発コミュニティの中で大きくなったか、そしてより重要な情報を提供するようになったかの表れだと思っています。


3. 保証がないこととクレームやフィードバックを無視することとは違う
「オープンソースだから保証がない」ということで毛嫌いされている方。その考え方はこれまで見てきた限りではあまり当を得た考え方ではないような気がします。また一般的に見てもオープンソースは当てにならないというのは過去の話になっているのではないでしょうか。

実際 OpenNTF では、プロジェクトの責任者を中心に、ディスカッションへの質問の投げかけにも非常に丁寧に対応しているのがほとんどです。一度興味のあるプロジェクトのディスカッションのスレッドを覗いてみてはどうでしょうか。

4. すべてはコミュニティのため。ありがたく使わせていただきましょう
OpenNTF のプロジェクトを見るとホントに凄いツールがいっぱいあります。完成まではフィードバックをもらいながら成熟したところで製品化して売ろうというのもなかにはなきにしもあらずですが、それでもいいものがたくさんタダで手に入ります。俺たちはこんなところで勝負してるんじゃないよというか余裕さえ窺えます。

日本ならきっと有償にして売ろうとかそのノウハウを社外へ出すのはもったいないと思うに違いないでしょう。

それもこれもコミュニティのため。同じことで悩む同胞がいるなら喜んで提供しますよというのがよくわかります。その心意気を感じながらありがたく使わせていただきましょう。(そしていつかは恩返ししましょう)

5. プロジェクトだけじゃない
OpenNTF では再利用可能なツールの提供だけではなく、XSnippets という XPages コードサンプル集、XPages.info という XPages 総合情報サイトの運営、StackOverflow という Q&A への対応、Collaboration Today というキュレーションタイプの情報サイトの運営、開発コンテストの実施など様々なコミュニティ活性化の試みがされています。
情報収集の目的だけでも OpenNTF をフォローする価値があります。

日本人による OpenNTF のプロジェクト

では最後に、もっとみなさんが OpenNTF をより近くに感じていただける注目のプロジェクトがあります。

XPages Extension Library Japan」プロジェクトは以前ブログでも紹介したと思いますが。
現在は3回目のリリース beta3 のリリースを先週行ったばかりですで、ますます活動が活発になってきています。

ディスカッションへ質問を日本語で投げかけていただけます。リリースの Readme も日本語で、その他参考 URL も日本語のサイトで情報が確認できるようにしています。

本家の「XPages Extension Library」プロジェクトは各リリース、 3 桁を簡単に超えるダウンロード数があります。開発者から注目されているプロジェクトであることが窺えますが、一方 XPages Extension LIbrary Japan は残念ながらまだ 2 桁のダウンロードしか到達していません。

このままでは、プロジェクトの継続する意味も問われ始めることが予想されます。
ここで作成したサンプルデータベースは 公開されている無料の Domino Designer 9 SE でも使用できます。是非両方ダウンロードして使ってみてください。

2013/03/21

Teamstudio Continuity のリリース

Teamstudio Inc から Unplugged の技術をベースに BCM (Business Continuity Management: 事業継続マネジメント) ソリューションがリリースされました。

http://www.teamstudio.com/en-us/continuity.aspx

日本でも 2年前の 3.11 を契機に、天災、テロなど事業継続を困難にさせる事態が発生した際、より少ないダメージでこれまでどおり事業を継続していけるのかという問いは企業規模の大小を問わずしばしば議論に上ってきたことでしょう。

海外では BCM のイベントが各地で開かれるようになるほど脚光を浴びている分野のひとつです。今週は、IBM Connect の開催された米国オーランドで、このBCM のイベントが開かれ盛況だったようです。Teamstudio Inc もイベントに参加、今回リリースした Teamstudio Continuity の評判も上々だったと聞いています。

BCM の中核になるのは、BCP (事業継続の為の計画作成)が中心となる訳ですが、不測の事態が発生した際、その計画に従って、社員ひとりひとりが決められたタスクのガイドラインに従って的確に行動がとれるようスマートフォンの中に BCM に必要な情報を常に最新の状態で、オフラインでも参照できるようにというのがこのソリューションの狙いです。

Teamstudio Unplugged は Notes/Domino ユーザーがノーツデータベースをモバイル化する開発プラットフォームとしてリリースしました。Teamstudio Continuity はその技術を使い、開発プラットフォームのみならず、利用できるコンテンツ、さらにそれを動かすクラウド環境も一緒にご提供するソリューションになっています。

Unplugged 同様、無料でアプリをダウンロードしてデモを体験できます。
https://itunes.apple.com/jp/app/teamstudio-continuity/id615489788?mt=8

2013/03/13

Ytria EZ Suite 11 のリリースと新機能

先週末に Ytria ツールのメジャーリリース v11 が公開されました。
ユーザーの皆様には先週末に Ytria 社から Eメールで、v11 の新しいライセンスキーとともにお知らせが届いていると思います。突然の英語メールで驚かれた方もいると聞いています。その点に関して弊社からのフィードバックを受け Ytira 社からのお詫びと今後日本のお客様には日本語でのご案内ができるように前向きに対処する旨の合意がいただけました。なにぶんシステム的なこともありますので、確約はできませんが、次回には改善されるよう弊社からもサポートしていく予定です。

さて、今回発表された新機能の内容については、英語のページですがこちらにまとまっています。
http://www.ytria.com/WebSite.nsf/WebPageRequest/EZSuite11en?OpenDocument

ひとつひとつのツールの機能拡張については、先のリンクから確認してください。
ここではツール群に共通して機能拡張された項目について今回は日本語でご紹介したいと思います。

NAB Presence Checker (アドレス帳存在チェック)
ツールの中でユーザー名が情報として出てるものがよくあります。下のスクリーンショットは aclEZ のものですが、ACLエントリに設定されている名前がアドレス帳に存在するかチェックするものです。オプションから「アドレス帳存在チェック」をオンにしておくと、存在しないエントリが赤く表示され一目でわかるというものです。

  • scanEZ
  • aclEZ
  • agentEZ
  • signEZ

に搭載されています。

機能制限の設定
大規模なYtria ユーザーの中で特定のユーザーにはツール上でフルアクセスアドミニストレーションの機能を使わせたくないとか、ツールの中での機能を制限したいという声をたまに耳にします。
この機能制限の機能は、Key Depository を使ってライセンスキーを管理されている企業様に限って、機能制限用のライセンスキーをそれぞれのユーザーに付与するという機能が追加されました。まだ日本のお客様で Key Depository を使って Ytria ツールのライセンス管理をされているお客様はいないと聞いていますが、Key Depository を使ってライセンスキーを管理すると、こういうこともできるようになります。

制限できる機能は

  • ID の切替
  • フルアクセスアドミニストレーションの使用
  • 変更ログ使用の強制
  • 変更ログないのコメント入力強制

などがあります。

ID の切替機能
ツール使用時にそのセッションのユーザー IDを切り替えることができます。
 セッションとは。たとえば、scanEZ をふたつ起動し、片方は自分の ID、もうひとつは ADMIN の ID で起動しておくといったことができます。(同じツールを複数起動できます)



変更ログシステムの大幅な機能改善
前回のリリースに比べこの変更ログシステムがかなり機能強化されています。
ユーザーが行った処理の情報をより詳しく記録するようになりました。そして、変更ログの記録を強制させることや、変更に対してユーザーがコメントを入力できるようになっています。


変更ログのコメント入力





グリッドフィルタリングに日付、時刻、数値が追加
ツールで表示されるグリッドの情報は列ごとに値をフィルタリングできるようになっていますが、より正確を期すため日付、時刻、数値といった型を厳密にみてフィルタリングできるようになりました。


セル/グループの形式のカスタマイズ
表示されているグリッド列から、そのセルの表示形式をカスタマイズすることができるようになりました。

次の例は日付が表示されているセルに対して表示形式を変更するダイアログです。

例としては日付を年月(YYYY/MM)に表示をカスタマイズして、それをグループにすると年月で情報がまとまって表示されます。



XML 出力
これまであった出力機能にさらに追加。
右クリックのグリッドメニューからファイルを出力を選択して XML への出力することができるようになっています。

垂直カラムタイトル(F11)
表示されているグリッドの列の幅が狭いため情報が多いグリッドではどの列がどの情報なのか一目でわからないのがちょっと難点でいたが、F11キーを押すと垂直に列タイトルが表示されたり、消えたりと切り替えることができるようになりました。

インライン製品ツアー
F12キーを押すと、製品の機能についてのTips / 説明がインラインのダイアログで表示されるようになりました。F12キーを押し続けると次の機能へ順に移っていきます。



以上が Ytria EZ Suite 製品全体に組み込まれた新機能です。これに加えてそれぞれの製品の機能拡張もありますので、個別の内容をお知らせできるまでは本家のページでご確認ください。
http://www.ytria.com/WebSite.nsf/WebPageRequest/EZSuite11en?OpenDocument


最後になりますが、ユーザーインターフェースの日本語化は現在 v11 のものを作成中です。完成次第、その言語ファイルを公開いたしますのでしばらくお待ちください。






2013/03/08

これからのNOTESモバイルアプリはこう作れ

昨日のセミナー、『他社はもう実践している!「Lotus Notes/Domino」資産のスマートデバイス活用』で私が担当させていただいたセッションのスライドを Slideshare.net に公開しました。

私のセッションの前半では、モバイルアプリの開発に焦点をあてた話をさせていただきました。
今年のトレンド。XPages + Responsive Web Design。これできまりです。

後半の Teamstudio Unplugged もみなさんに興味を持っていただいたようです。
スライドの最後にもありますが、参考 URL をたどっていただくと、Unpluuged をダウンロードして実際動かしていみることもできるようになります。
開発の為の資料や参考になるビデオ、部品などなどこのスライドを見ていただければわかるようになっていますので是非トライしてください。




2013/02/21

The Making of Unplugged

2013 IBM Collaboration Solutions の Mobile Devices 部門でみごと Winner を受賞した Teamstudio Unplugged。ありがたいことに、IBM Connect 2013/Lotusphere で受賞の発表以降、各方面からお問い合わせをいただいております。

Teamstudio Unplugged はスマートフォン、タブレットからオフラインでも企業のビジネスデータ (Notes/Dominoのデータベース)にアクセスできるソリューションになります。

どうしてこういうソリューションを思いついたのか、Teamstudio Inc. CEO の Nigel Cheshire がご紹介しているページがあります。名付けて「The Making of Unplugged
http://unplugged.teamstudio.com/blog/2013/2/19/video-the-making-of-unplugged.html

要約すると、
ビジネスシーンの中で使用するモバイルアプリには、メーラーネイティブアプリのように起動すれば即コンテンツが使える Instant On。アプリケーションが電波状況に左右されない、オフラインの状況でも使える Always Available の2つの要素がストレスなくユーザーがビジネスアプリケーションを使うためには必要だと。それを実現するために Unpluggedを思いついたと。加えて、その実現には欠かせないアプリ開発が簡単であることも。

このコンセプト 2 分の簡単なビデオにまとめられています。

2013/02/13

OneUI v3 プレビュー

今回は Notes/Domino 9 Public Beta にも実装されている OneUI v3 について軽く見てみました。まだ、Public Beta なのでこれから変更がされるかもしれませんので、そのあたりはいつものようにご了承ください。

今回の私の目論見は、Domino に実装されている OneUI のフレームワークを v3 のテーマに変更するだけで、これまで作った v2 ベースのレイアウトやコンポーネントがそのまま使えるかどうかを試すことです。
Notes/Domino が 9 になって、v2 ベースの OneUI も中に実装されていますので、v3 に変更する必要がなければ v2 の指定でそのまま同じ状態で表示されますので、勘違いのないように。ここでは、v2 のものを v3 に指定したら v3 のレイアウト、コンポーネントが正しく期待通りに表示されるかという試みです。

まずは、OneUI v3 のドキュメンテーションはこちら。何か問題があったときはこちらのコーディング方法を確認したりしました。
http://infolib.lotus.com/resources/oneui/3.0/docPublic/index.htm
名前も「ICS」(IBM Collaboration Solutions)となっています。もうロータスの「ロ」の字もないのかと思わせる勢いです。
今日現在のバージョンは 3.0.3 となっています。Public Beta に実装されているのが 3.0.2 っぽいので、本リリースではどのバージョンで出てくるのでしょうか?

今回実験で使用したアプリケーションは、XPages Channel のコースで使用したもので、 v1 の OneUI をベースに作成されています。(この DB の作成時は 8.5.2)

ここでアプリケーションのテーマを、OneUI、OneUI v2、OneYU v2.1,そして今回の対象 oneuiv3.0.2 に変更しながらブラウザでプレビューして見ていきました。

OneUI v3 に変更するテーマの指定がわからなかったので、いろいろ探し回ったらOpenNTF の Demonstration Application for XPages プロジェクトのサンプル DB を見ていくと「oneuiv3.0.2」という記述を発見。これも本リリースでは変更が予想されますので、ここでは Public Beta 上のあくまで参考程度にとどめておいてください。

まずは「OneUI」ではこんな感じです。

これを「OneUI v2」に変更してもレイアウト、コンポーネントにまったく影響はありません。

次に、「OneUI v2.1」に変更するとマージンがところどころ怪しいところはありますが、問題というほどの事象は現れていません。

そして、OneUI v3.0.2
残念な結果になりました。
レイアウトが崩れて左のメニューの右に表示される「lotusContent」の領域が下のほうにずれてしまいました。
 ここまで順調に来ましたが、どうも v3 からいろいろ変更がされている様子。
 先ほどの Demonstration Application for XPages のサンプル DB とレンダリングされた HTML を比較すると、一番おおもとのコンテナ「lotusFrame」に追加されている記述がありましたので、それをまねて
class="lotusFrame"の記述に「lotusui30_layout」を追加してみました。
今回は FireBug でブラウザ上で直接編集して確認をするとこんな感じで正しいレイアウトに。

結果、今回の目論見は失敗に終わりました。やはりもう一度 OneUI v2 のものを v3 へ変更するときはドキュメンテーションを丁寧に読み込まないといけないようです。

これから新規で作成するときは?
何も心配いりません。Extension Library の OneUI のコントロールがあります。

では、今回はこの辺で。

2013/02/05

XPages Extension Library Japan Project 2 回目のアップデートリリース

先週は Connect 2013 ウィークということで Connect ネタでいっぱいでしたね。

さて、今回は XPages Extension Library Japan Project からリリースのご案内です。こちらも堅実に活動しています。実は Connect 前にちゃっかりとリリースしています。

今回で 2 回目、今回のリリースには 「XPages JDBC」サンプルデータベース(XPagesJDBC_J.nsf)もローカライズ完了したものが含まれています。併せてご利用ください。

ローカライズしたデモアプリケーションのページはこんな形になります。


このサンプルデモデータベースの使い方はスライドでもまとまっていますので是非ご活用ください。