2016/12/15

2017 年 IBM Champion に選ばれました!

年の瀬迫るこの時期に、例年どおり 来年の IBM Champions for Collaboration Solutions の発表 がありました。ありがたいことにその中に私の名前もリストに挙がっていました。本当にありがとうございます。

昨夜の夜中に届いた IBM 様からのメールで自分が IBM Champion に認定されたことを知りました。発表からしばらく経過しましたが、今はお昼休みを利用してこの投稿を書いています。

思えば、2011 年からの連続 7 回目となります。今年は、黒子に徹した感がありこのブログや Twitter 以外ではさしあたって表で見える活動はしていませんでした(裏ではいっぱいゴニョゴニョしてましたが)。今年はアピールできるものが少ないなと危惧していましたが、なんとか認定していただき安堵しています。今回はほんとにラッキーでした。


今回の発表では日本から IBM Champion に認定された方は計 6 名。2 名の方が新しく任命されています。ここでお名前を挙げさせていただきます。

再選
初認定
よく「IBM Champion になって何か良いことがありますか?」と訊かれます。

IBM Champions グッズがもらえるという特典や海外イベントへの優待などはありますが、仕事に直結したりビジネスが広がったりという経験もなく、何か特別待遇されたこともありません。ただ自分が何か見落としていることがあるのかもしれませんが。

IBM Champion になることで得られた財産は、海外の人たちと繋がりを持てたことと今、何が起こっているかがリアルタイムに把握できることに尽きます。恐らくこの繋がりや情報の収集の裏側はあまり知られていないかもしれません。IBM Champion 同士のコミュニケーション手段として、Skype のグループチャット、Slack でのやりとり、最近では Watson Workspace が立ち上がったり、定期的に行われるコミュニティミーティング、Twitter でのフォローしたりされたりと、いろんな方法で繋がることができ情報を共有(主に知る)ことができます。まれに正式発表がある前にオフレコで共有してもらえたりします。

今回の発表もあるイベントの最中に行うことがシェアされていたので、今晩あたりあるなと少し夜更かしして待っていた次第です。また製品の方向性や機能を決めるうえでフィードバックを積極的に投げたりと製品に参画できたりします。初めて認定された方には、是非こういった要素も楽しんでいただければと期待しています。


今回の発表では世界では、123 名の方がこの IBM Champions に認定されましたがそのうち 44 名の方が今回新しく Champion として認定されています。およそ約 3 分の 1 にあたります。今回選出されなかった旧知の方も多く、また新しい繋がりを構築するのが当面の目標になりそうです。

2016/10/04

今年も IBM Champions ノミネーションの季節がやってきました

10月に入り、まだ台風や30℃を超える異常な天候が続きますが、今年も IBM Champions 2017 のノミネーションが開始されました。
Screenshot2014 12 0221 53 15
日本ではまったく知名度が今ひとつの IBM Champions ですが、IBM Champions とは何か、どういう人達が選出されるのか。また、選出される基準とは何か、もろもろは
こちらのページで再度ご確認ください。
https://www.ibm.com/developerworks/community/blogs/ibmchampion/entry/Nominate_an_IBM_Champion_Nominations_OPEN
ノミネーションのフォームはこちらです。自薦他薦とも構いません。

2016/09/16

ICONUK で示された Notes/Domino のロードマップ

昨日のブログで、IBM Notes/Domino の v9.x のサポートに関するアナウンスメントに続き、現在開催されている ICONUK で発表されたロードマップについてお知らせします。

まずは、今年 2016 年に発表される内容からです。
スライドには、3つの項目が挙げられています。
  • サポート延長アナウンスと継続した機能改善
こちらは v9 のサポートを少なくとも 2021 年 9 月まで行うということに先日の発表に加え、9.0.2 のリリースではなく


Feature Pack

という形で提供する。2016 年 9 月に Feature Pack 7 (FP7)、2017 年第1四半期に FP8 が提供されるとあります。これまで FP はFixPack として不具合修正として使われていましたが、不具合修正と機能追加を合わせて Feature Pack として提供されるものと考えて良さそうです。しかし 7 から始まるのは?です。何故でしょう?
  •  App.Next
XPages/Bluemix 2016年第2四半期(すでにアナウンス済み)ですが、「App modernization」のための、ツールを模索中。2016 年第4四半期に発表し、2017年での利用可能を目指すとあります。現在では、その詳細はまったく不明ですが、開発者にとっては非常に興味のある内容が今年の後半にはベールを脱ぐことになりそうです。
  • Verse On-Premises
こちらはお約束どおり、2016年 11 月となっています。



次のスライドは2017年以降のロードマップですが、前出のFP と8.5.x のサポート終了に伴う個別の有償サポート開始以外目立った項目は見当たりません。




最後のスライドは Feature Pack で実装される計画を示したものです。
変更される可能性があるとしながらも、各 Feature Pack にはリリースの時期と詳細の項目が挙げられています。
  • FP 7 - 2016年第3四半期
  1. ノーツクライントの 4K ディスプレイ対応
  2. TNEFベースのカレンダー招待のサポート
  •  FP 8 - 2017年第1四半期
  1. メッセージのグループに対するポリシー
  2. メール/カレンダー/連絡先/タスクのノーツアドレスに代わりインターネットアドレスを表示する機能
  3. 転送MIME メッセージのレンダリングに関する改善 
  4. Java 8 へのアップデート
  5. Notes Browser Plug-in のスタンドアロンキットの終了
  •  FP 9 - 2017年第2四半期
  1. ノーツクライアントでの姓/名のメールアドレスをサポート
  2. ローミングと SAML構成に対する一貫性あるVDIのサポート
  3. 既存メールに対してルールを適用する機能
  4. メール/カレンダー/連絡先の各ビューでタッチスクリーンをサポート
  •  FP 10 - 2017年第4四半期
  1. ノーツクライアントにSTARTTLSプロトコルをサポート
  2. ICSファイルに対するフェデレーションカレンダー内のオーバーレイをサポート
  3. 代表メールファイルに対応するカレンダー、タスクのオプションを実装
  4. ノーツクライアント上のジャンクメールの制限を増加


以上となっています。日本語訳は正確ではないかもしれませんので、その辺はご自身で考慮してください。

2016/09/15

IBM が Notes/Domino 現行リリースのサポート修了期日が発表

 IBM Notes/Domino v9.x のサポート終了期日が発表されました。同時に 9.0.1 FP7 のダウンロードも開始されています。
https://www.ibm.com/blogs/social-business/2016/09/12/ibm-notes-domino-v9-extends-support/
気になる期日は、「少なくとも 2021 年 9 月」。少なくともという言葉が使われていますが 2021 年 9 月で終了すると思われます。「少なくとも」という言葉を使った理由は、現行リリースに対して次のリリース V10 がリリースが決まっていない、あるいは「ない?」ことを暗示していると捉えるアンチドミノ派、このアナウンスを見てドミノから離れるの人達も少なからずいるのは事実です。しかし、大方の反応は期間が延長されたことで好意的に受け止めていると思います。
 アナウンスが行われた後、さらなる興味は、次期リリースに移ってきています。
ND Extends Support
現在、ロンドンで ICONUK 2016 というコミュニティイベントが開催されています。将来のロードマップに関して、この ICONUK で共有されるのでないかとこのアナウンスメントの真意を見極めたいと思っているコミュニティの人達は多いと思います。セッションの中で語られる言葉だけでなく、彼らのフリータイムや飲み会の場の言葉、ブログ投稿にも注意しながら動向を見ていきたいと思います。

最後に v8.5 のサポート修了は2年後の 2018 年 9 月です。

2016/08/29

9月の発表に注目

ここ 2 週間ほど、海外コミュニティが Notes/Domino の将来についてああでもないこうでもないと議論を繰り返しています。起因となったのは MWLUG での出来事のようです。 MWLUG はアメリカの中西部を中心とするユーザーグループイベントで、米国でも最大級の ICS イベント。おそらく、Notes/Domino に関わるベンダー企業、エンドユーザーともに IBM Connect に次いで重きを置いています。

そんなイベントの基調講演で誰もが期待していた Notes/Domino のロードマップが明確に示されず、うやむやにされたまま終了してしまいました。加えて、開催を直前にひかえ Notes/Domino 製品開発で、コミュニティのフィードバックを真剣に聴き、リードしてきたプロダクトマネージャーが IBM を退社するというニュースも相まって、コミュニティに不穏な空気が流れ始めました。

わずかに示された Notes/Domino に関するものは、約 3 年も Domino Next としてメジャーリリースの出荷を期待する中 (おおかたの予想では 9.0.2 であった) 、なんと FixPack としてリリースされるというものです。皆さんもご存じの通り、通常 FixPack とは現行リリースからの機能拡張ではなく、バグ修正のことをいいます。「3 年も待たせておいてバグ修正版かよっ!」「顧客が不安視する」などの声があがったりしています。まぁ、この FixPack には事実上は機能拡張リリース 9.0.2 で追加されるはずのものが、何故 FixPack という形態にとどめたのか、あるいはとどめなければならなかったのかの理由も一切語られていません。このリリースは良いとしても、それ以降のロードマップが示されておらず (唯一出てきた言葉は Application Modernization という言葉だけ)、あるいは示すことができない(つまり、もう終わらせてしまうつもり)ことから、Notes を諦め今からでも他へ移行する検討を始めるべきだというブロガーも出てきています。

IBM が FixPack としてリリースする IBM 側と顧客側の都合のよい点をあげてみましょう。IBM としてはメジャー/機能追加リリースに関わるドキュメンテーションなどの一新をすることないことです。新しい機能は作ったものの、それをユーザーに提供するのにリソースが足りないという問題も透けて見えてきている感じがします。内部事情はよくわかりませんが、IBM 社内では当然のことながら Verse や他の ICS ポートフォリオに人的リソースを奪われている予想され、Notes/Domino に力を注ぐリソースが先細りの状態になっているのではないかと勝手に思い込んでいます。

一方、 9.0.x のサポートは 2021 年まで延長される見込みです。利用ユーザーにはこの FixPack リリースは良いニュース(?)、安心して長期にわたって使っていける安心材料になるでしょう。

もうひとつ、Application Modernization という言葉が示唆するものが一体何か?
すでに海外では XPages さえもレガシーといわれるまでこれまで年数を重ねてきています。XPages も Domino の機能のひとつですが、アプリケーション開発という点では海外の開発者の間では、もう一区切りついた感が漂っています。そんな中での Modernization は非常に興味深いものです。もしかしたら実態のない言葉だけを IBM が示しただけかもしれません。

9 月に 9.0.x のサポート期間のアナウンスが正式にされる予定になっています。そこで何が発表されるのか、ベンダーや顧客がどうそれに反応するのか,
IBM はこれからも変わらず Notes/Domino にコミットしていくのかを注意してみていく必要があります。
 
みなさんも是非注目してください。

2016/07/28

IBM Connect Japan 2016 Tokyo に参加して

こんにちは。東京お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで IBM Conect Japan 2016 が昨日開催されました。

今回は展示ブースとセッションでゼネラル・セッション以外は見て回ることができませんでしたので、詳細はお伝えできないことを承知でこの記事を書いています、ご容赦ください。

今回のイベントスローガンにもなっている重要なキーワードは、
コグニティブ・ビジネス」。それが導く「ワークスタイル変革」。
イベントサブタイトルにもあるように、「新しい働き方へ導く次の一手」を提案する IBM。
その背景には、人工知能つまり IBM Watson を組み合わせることで実現する新しいビジネス展開を今回のイベントでは簡潔に伝えられたのではないでしょうか。

ナレッジを得意分野としている IBM Notes/Domino と、その中に蓄積されている膨大なデータ、特に非構造化データとして埋もれていたコンテキストを人工知能が理解し、学習していく過程で、ユーザーに最適と思われる「答」を提案するというものです。

基調講演には、IDC Japan の眞鍋敬氏が登壇し、ワークスタイル変革の現在と未来で主にテレワークの実現するためのテクノロジーや欧米と日本との比較、あるいは大企業と中小企業との比較で、テレワークを検討し一部でも着手すればその良さがわかりどんどん拡張していくが、一方で良さを理解できない検討もしないという会社とはますます企業間の競争力が広まるばかりで、検討しないことへの警鐘を鳴らしていました。着手しない理由には、セキュリティを守れるかということが一番大きいだろうということは周知であり、それを踏まえても一歩踏み出すか否かが重要だとしています。

ゼネラル・セッションでの IBM 講演では、松浦光氏がデモを交えて今回の目玉であるノーツのデータを Watson に解析させ「解」を求める簡単なデモを実践。実際でもデモが行われた内容は IBM 木村氏の「ノーツでワトソンを体験!」でもみなさんも体験できるようになっているので是非ご一読、体験いただきたいと思います。内容は理解できたが、聴講した参加者の顔を見回してみると、実装した際にどのような「コグニティブ・ビジネス」が展開できるのだろうかという考え込んでしまうのが今現在のノーツユーザーの生の声でないだろうか?果たして自社に導入して効果があるのか、どういう効果があるのか。とかく費用対効果でしたIT投資しないことが多いなかでの IBM の「今時点」での提案は少しハードルが高いのかもしれないという声が聞こえてきそうです。
個人的には、デモにあったような Watson へアクセスし理解してもらい、学習してもらい、最終的に解答を得るプロセスをデータベース単位ではなく、Domino の標準機能としてラッピングされていてダイレクトに Watson にアクセスでき、例えば開発者はノーツの @関数のような @GetSuggestionFromWatson のようなもので解答が得られることできれば、このノーツユーザーへの提案は加速度的に広まるのではないかと感じています。多分ないと思いますが。

いづれにせよ、まだよちよち歩きのコグニティブ適用の段階なので、今後 IBM から発表されるテクノロジー動向などを注視していきたいと思います。みなさんは今のうちにこの人工知能がノーツのデータを学習し推論をユーザーに提供するプロセスを今現在の仕事の中でどうあてはめていくかを妄想のレベルでも良いので一度考えてみるといいのではないかと思います。

このイベントは名古屋、大阪など地方都市でも開催されますので、機会があれば是非参加してみてください。

2016/06/28

Domino Designer 9.0.1 の内部 HTTP の挙動に疑問

ふとしたきっかけから、最新の OpenNTF の XPages Extension Library をインストールして Bootstrap でのアプリケーションレイアウトを使ってデモ用のアプリケーションを作成している際に出くわした問題です。

これが私独自の環境のせいなのかわかりません。いろいろネットを巡ってはみましたがこれといったものも見つからず。。。

9.0.1 用の XPages Extension Library の最新版 v17 を Domino Designer にインストールし、アプリケーションレイアウトコントロールで Bootstrap のレイアウトを選択し、XPage に表示してみましたが下記のようなエラーが出てしまいます。
2016 06 23 173617
test.xsp は XPage、layout2.xsp はカスタムコントロールでアプリケーションレイアウトを実装しています。ローカルのブラウザ (Domino Designer の HTTP)を使ってプリビューするとエラーとなってしまいます。
com.ibm.xsp.extlib.library のバージョンは 9.0.1.v00_00 が現在のライブラリになっていることから、当初は Extension Library の導入の失敗かと思い、FixPack6 を当てても、ノーツを削除し再インストールしてFP6を当て、その後に Extension Library を導入しましたが、どうみても正しくインストールされているようにしか見えません。現に、アプリケーションレイアウトコントロールには Bootstrap のレイアウトも選択でき、何の問題もなくビルドできます。

Domino サーバーにも Extension Library v17 をインストールして、今度はサーバー上にデータベースを配置して同様にプリビューしてみたら、正常に表示されました。

ローカルの HTTP では OSGi が Domino サーバーと同様にまでは動かないのでしょう。因みに 8.5.2 あたりまではコマンドラインから nhttp -preview でローカルで HTTP を起動してイタものですが、これも今では正しく動きません。Extension Library のようなプラグイン的なものが全部抜け落ちて HTTP が上がってくるような挙動をします。

もうひとつローカル HTTP で不可解な事象は、リッチテキストフィールドの編集を内蔵する CKEditor です。これはかなり開発途中でインパクトがあると思うのですが、文書モードを編集モードに切り替えても、リッチテキストフィールドで定義されているフィールドが編集モードとして表示されないという現象です。
9.0.1 FP6 を Domino にも クライアントにもインストールし、同じデータベースを使ってそれぞれに配置し、Domino 上、そしてローカル HTTP でプレビューしリッチテキストが定義されているページを編集モードで開くと、ローカル HTTP では CKEditor が正しく編集モードで表示されません。

開発をするときにも、やはり Domino サーバーがないときちんとアプリケーションを検証できないというのは困ったものです。

何か方法があるよという方は是非教えていただきたいと思います。

2016/06/14

IBM ICS Developer Competition 2016

海外のコミュニティを中心としてアプリケーション開発コンテストの参加申込みが締め切られました。

コンテストの概要は Bluemix を核とする IBM Notes/Domino、Connections、Box を使ったアプリケーションを2名以上のチームで開発を行い審査を経て表彰されるというものです。

個人的に興味を持っていることは、ただただ次の一点。「IBM Notes/Domino ユーザー企業が Bluemix で何ができるのか」ということ。

現在、IBM は 開発においては強力に Bluemix を推しており、かなり力を入れているのがわかります。しかし、Bluemix で利用できる様々なサービスを組み合わせてアプリ開発ができることは素晴らしいと思う反面、企業の業務に根ざしたアプリケーションを多く抱えている Notes/Domino ユーザーにとって、これまで構築してきたデータベースをはじめ、これから将来に向けてどのようなアプリを展開できるかについては、IBM からまったく示されてように感じます。そのような状況では、Notes/Domino ユーザーにとっては、Bluemix へのお関心がなくなるだけでなく、Notes/Domino への関心も薄れてしまう危機感さえ覚えます。

現在約10チームが応募しているそうです。
このコンテストの結果は 9月15日、ICONUK というイベント期間中に発表されます。


2016/05/09

IBM Verse Basic (無料版) が 6月15日をもってサービスを終了

 IBM Verse の無料版のサービスを終了するというアナウンスがありました。現在はログインの画面にメッセージが表示されています。
スクリーンショット 2016 05 09 10 21 46
これまで IBM Verse を導入してみようかというユーザーにはお試し版として、使用量の制限はあるものの1年以上フリーのメールアドレスとして利用してきたユーザーもいると思いますが、このタイミングで終了のアナウンスと正規版の購入を促すメッセージと共に終了します。Basic では長らくモバイルアプリでの使用ができるようにとの声も上がっていましたが、実現せず終止符を打つ結末となり残念です。
https://support.ibmverse.com/support/verseforum.nsf/xpTopicThread.xsp?documentId=4256CB75A42C1E3986257FAB007782D7#B2B7DA59244223E186257FAB0079F63C

これまでのデータの移行のガイドも示されています。
https://support.ibmverse.com/support/verseforum.nsf/xpTopicThread.xsp?documentId=0ECE7CA5F817407886257FAB00774EFE
必要なものは、ほとんどがマニュアルの作業でのバックアップをしてくださいということと、今後このメールアドレスへの受信は他のアドレスへの転送の設定をしてくださいというものです。必要な方は期日までに対応してください。

2016/03/24

IBM Connect 2017 は来年2月開催、サンフランシスコで

Announcing Connect 2017

IBM Social Business におけるヨーロッパで最大のユーザーコミュニティイベント Engage.ug が現在ベルギーで開催されています。ベルギーといえば、開催に先だって起こったテロで参加者の安否が心配される中、全員が無事であったようです。

そんな中、基調講演のなかで新しく就任した General Manager、 Inhi Cho Suh の口からビッグニュースが発せられました。

来年の IBM Connect 2017 はこれまでフロリダ・オーランドから場所を変え、サンフランシスコに。時期も2月中旬に。
開催場所がサンフランシスコになったことで日本からの渡航には便利になります。ビジネスパートナー、エンドユーザー、メディアの方が参加しやすくなるので楽しみです。

なお、イベントの詳細に関しては、例年通り今年の暮れごろに発表されるそうです。



2016/02/17

SocialBiz User Group の終了と新しいコミュニティサイトの誕生

今週に入って SocialBiz User Group を利用していた方には Eメールでお知らせがあったようで、2月22日をもってこのサイトを終了すると案内がありました。
SocialBiz User Group はコミュニティの情報共有の場として、ブログを執筆したり、ファイルを共有したりするなどかなり使いこんでいた大事なサイトでもありましたが、終了すると聞いてちょっとびっくり。これまで共有してきた過去のものはどうなるのでしょうか?等々。いづれにしても、22日までにこのサイトで共有してきたものは一度バックアップを取っておいたほうが良さそうです。
Screenshot 2016 02 17 14 15 28

数日経過して、代替のサイトが作られるのか、そのアナウンスはあるのかと心配になっていました。
まだ、正式なアナウンスはないように思われますが、コミュニティの中で次の候補がすでに用意されています。
http://www.ibm.com/socialug
サイトの中から、「Engage: Join the community」をクリックし IBM ID でログインすると新しいサイトへ到達できます。
New site
このリンクを辿っていくと下のような画面になり、右上のサインインからログインします。
Signin
バックエンドは IBM Connections ベースになっているので、これまでとの操作感はまったく変わりありません。一見、developerWorks の中に吸収されたようにも感じられます。
IBM Champions のアカウントは既に移行されている模様です。

2016/02/03

IBM Connect 2016 で発表された IBM Verse オンプレミス版に関して

ここに1枚のスライドがあります。IBM Connect 2016 のセッションで公開された IBM Verse オンプレミス版に関する内容。
IBM Verse の新機能に関しては
ですでにお伝えしています。
IBM Verse オンプレミス版は 2016 年の第2四半期から 2016 年の終わりにかけて、リリースされます。IBM Domino の次期リリース(通常「Next」という呼び方)に「A Companion Service」(付随するサービス、Traveler とかと同様)として提供される模様。IBM Domino の標準の機能ではなく、追加のライセンス購入が必用になる可能性はあると予想します。
クラウド版と同等の機能(オフライン機能、Box、カレンダーインボックス)がフィーチャーされるようですが、ハイブリッド構成に関しては現在のところサポートの予定はないようです。IBM Verse をオンプレミスで使用するには、統合するその他の製品もすべてオンプレミスでなければなりません。つまり、IBM Connections はクラウドで、IBM Verse はオンプレミスでという構成は組めないということなのでしょう。
IBM Verse をオンプレミスで使用するサーバープラットフォームは現在検証中ということです。
価格は未定ですが、次期リリースを購入すれば IBM Verse オンプレミス版も使える権利を与えたいという方向で調整していくそうです。

IBM Verse on premises

詳細もろもろ現地に行った方々のアップデートのイベントがあります。
是非ご参加ください。

2016/02/02

【速報】IBM Connect 2016 基調講演 その3




IBM Connections/IBM Verse を核とするコラボレーション・ソリューションですが、シームレスな連携や革新的なユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスだけでなく、バックエンドでもかなりの進歩を遂げているのが見受けられます。

カスタムアプリを組み込み可能


そのひとつが、カスタムアプリを XPages で作成して Connections のナビゲーションバーに実装するというもの。下のスクリーンショットでは少々わかりづらいですが、「Intranet」メニューのプルダウンに「XGallery」というBluemix 上で作成された XPages アプリを実装しています。
ActionBar
Bluemix 上では Watson をはじめ、ビジネスプロセス、モバイル化のコンポーネントなどこれまで開発者がアクセスできなかったあらゆるサービスを使用してアプリケーションを作成できます。このデモで使われた XGallery サンプルアプリは、バックエンドに Connections Cloud ファイルサービスを使い、Connections 上のファイルを XPages のアプリに表示しています。
XGallery
ここでのデモのシナリオは、上のスクリーンに表示するすべての画像は、承認を得ないと採用しないというストーリーで IBM Notes/Domino のワークフローも実装されています。
このXGalleryアプリは、Watson のサービスを使う例として、画像を Watson が解析し、自動でこの画像に見合うタグの候補を表示してくれるという機能も実装されています。
Watson Image Understanding
Watson が画像を解析中
Suggested Tag
解析後に挙がったタグの候補
 ワークフローでは、右上に「Approve」「Reject」のボタンが出ていますが、これは Domino システムのワークフローアプリと連携しています。
Domino Workflow implementation
このように、モジュラー開発ストラテジーを採用し、カスタムアプリをより組み込みやすく(よく聞き取れませんでしたが、2行程度のJavaScriptで?)アジャイル開発でビルドと実装を可能にしています。壇上では、「じゃ、20分ほどでできるわね」とジョークを飛ばしていました。(「Oh, my god!」がその後につづきますが)
XGalley アプリの全容は、基調講演では紹介されませんでしたが、こちらのYouTubeでも公開されています。ご参考まで。
https://www.youtube.com/watch?v=HeTSb7PUZAI



さて、次のビックなトピックは salesforce などの連携ではないでしょうか?

Salesforce 連携


 Salesforce と IBM Connections とのシームレスなインテグレーションが実現されています。Salesforce/IBM Connections のコミュニティ、ファイル、アクティビティ、アップデートストリームへの連携のデモが行われました。下のスクリーンは「Greenwell Sales Hub」というデモ用の Connections 上のコミュニティ。
Salesforce
コミュニティ内では、右側に Salesforce からライブチャートを表示。中央にはOppotunityの一覧を表示。アイテム行の右端のリンクをクリックすると
Salesforce chart
salesforce の Opportunity レコードへと移っていきます。
Salesforce pipeline
Salesforce 上のアップデートはそのまま、Connections のコミュニティへのアクティビティに反映もされていきます。
このような連携/インテグレーションは Salesforce だけではなく、100 程度用意されているそうです。
Integration
  • GitHub
  • Google Drive
  • JIRA
  • Office 365
  • One Drive
  • Salesforce Chatter
  • Salesforce CRM
  • Trelio
  • Twitter
  • Yammer
  • Zendesk

 画面で見る限りこのような他社サービスと連携できるのが確認できます。
こういったデモをみる限り、IBM の戦略として、企業の日々の仕事をIBM Connections を入り口として、メールやカレンダー、その他他社アプリを切り替えること無く、共通のプラットフォームとして確立していきたいのがうかがえます。






【速報】IBM Connect 2016 基調講演 その2

IBM Connect 2016 基調講演の続報です。

【IBM Verse の機能拡張】

新しいカレンダー

カレンダーの画面には左側のカレンダーインボックス(Calendar Inbox)が用意され、招待を受けた今後の予定をリストでオーガナイズできるようです。

Calendar
加えて、なんらかの関係がある(秘書やアシスタントかな?ここでは女性)人のアイコンをクリックすると、彼女の予定が表示され、同時にどの程度彼女が忙しいかが一目でわかるヒートマップと呼ばれるに小さなカレンダーコンポーネントで確認できます。
Calendar 2

メール/カレンダーのオフラインでの利用

オフラインでメール/カレンダーを利用するには、下画面の右側にプルダウンで表示されるメニューから「Refresh Offline」を選択します。同期を取っているステータスバーが出てきて完了後にオフラインで使用する準備ができたことになります。
Offline
オフラインで使用する切り替えには「Work Offline」を選択します。直後にオフラインパスワード入力を求められます。その後は、オンラインで使用していたものがオフラインで使用できるという流れです。
Offline Password

ここまで見てきたとおり、
  • 新しいホームページで必要な企業情報となるメール、カレンダー、ファイル、通知などをプラットフォームの垣根を越えて集約し、一貫した操作を提供
  • Watson をベースとするコグニティブを採用したパーソナルアシスタントがあなたのカレンダー情報を正しく理解し、アクションに必要な提案と日々の仕事の支援を強力にサポート
  • Box をはじめとするパートナーの作成したサードパーティ製の製品をプラグインとして活用できるエコシステム
がポイントになります。
次にモバイル環境での IBM Verse の利用です。私自身は IBM Verse のフリーミアムを使用していますが、正規購入版は利用していませんのでどこがどう変わったかわからないので間違ってお伝えしてしまうかもしれませんので、その点ご容赦ください。

Apple Watch 対応

Apple Watch で IBM Verse のメールの受信の通知を受け取ることができるようになりました。メール通知の Apple Watch での利便性は Apple Watch を使っている人にはよくわかると思います。
Apple Watch

モバイル・アクション・センター

IBM Verse モバイルアプリの画面を右へスライドさせると「モバイル・アクション・センター」という画面が表示されます。これはすべてのコラボレーションツールに実装されるという話でした。今回はこのモバイルアプリから IBM Verse や IBM Connections へアクセスするデモでした。
このシナリオでは、あなたに必要な情報がすべてこのページにあり、2分後に開催されるミーティングにオンライン会議に参加/開催したり、電話をしたりワンアクションで操作できます。今日の予定も一覧で確認したり、Needs Action や Waiting For になっているメールへのクイックアクセスできます。
Mobile Action Center
上部のプロフィール写真(Danさん)をタップすれば、その人に対するアクションもすぐ取れるのも嬉しい機能です。
Mobile 2
このモバイル・アクション・センターから IBM Connections へアクセス。「My Files」にアクセス。コメントを確認したり入力できるようになっています。
Mobile Connections
このファイルにあるコメントはちょうど「Waiting For」で指定していた項目だとわかったので、モバイル・アクション・センターの「Waiting For」をタップして一覧を出したところがこちらです。
「Waiting For」の一番下のアイテムがそうだったので、、左へスライドして完了マークをタップしてひとつ作業を完了したといった具合です。
Waiting For

次は未読メールが多いときに活用できるパーソナルアシスタントがモバイルでも利用できます。下の画面では未読のメールがリストされていますが、下へスライドダウンさせると淡い赤色(桃色)で出てくる3つのアイコン。この一番左のアイコンをクリックします。
Unread Email and Personal Assistant
すると、下のスクリーンのように、メールが優先順位付けされて再度リストされ、「Actionable」(日本語でどう訳せば?)な状態にしてくれます。黄色くハイライトされた部分が文脈からとらえた「Actionable」な部分です。
Actionable
該当するメールを開くとメールの本文の下に「Suggested Action」としてファイルを共有(共有すべきファイルも提案してくれます)したり、会議を招集したり、Needs Action へ設定できる枠が表示されます。
Action
SetupMeeting


こちらのモバイル・アクション・センター、ほんと凄いです。
単なるメールクライアントアプリとは一線を画するコラボレーションアプリとなっていて、現地の観客からも一番反応が良かったデモだったと思います。

【速報】IBM Connect 2016 基調講演 その1

今年の IBM Connect 基調講演は1部、2部とわかれていました。1部に関してはまったく興味のわく内容はありませんでしたので、2部で行われた製品の新機能デモを中心に、その内容をお伝えしたいと思います。

【IBM Connections と IBM Verse】

まず、下のスクリーンショットをご覧いただければ IBM Connections と IBM Verse が統合されたインターフェースで、上部の「ソーシャル・バー」で行き来がスムーズのなったのがわかります。
Unified Connections and Verse with Social Bar
下のスクリーンでは「My Action Center」と呼ばれるところから、「今日」対応すべきもの、アクションが必要なものなどメール、チャット、メンション、カレンダーなどにアクセスでき、パーソナルアシスタントの機能がより強化されたことが伺われます。
IBM Verse  My Action Center
また画面中央には、カード型の情報がスタックされた作業のサマリーが表示されており、ワンクリックでカードを切り替えアップデートを次々に処理することができるようになっています。
次に IBM Verse のメールにファイルが添付されている場合に、下のスクリーンではプリビュー、ダウンロード、Connections へ共有がシングルクリックで行えます。
Verse How to deal files
Connections への共有を指定した場合、Connections 上の共有設定とともにそのファイル(デモでは下のPowerPointのファイル)に対して、「Need Action」を指定して今日/明日/1週間/いづれかのアクションの期限を指定できるようになります。これで冒頭に出てきた「My Action Center」への連携を行えます。
Sync Files
また、Connections へ共有したファイルは、自分のローカルにも同期(Sync)でき IBM Verse のメールから直接アクセスできるようになります。
Sync Files 2
Connections 上で共有同期されたファイルは、メール上で扱えるようになります。
一方、IBM Verse 上のメールからは IBM Connections 上の自分のファイル「My File」(階層フォルダー内のファイル「MyFolders」も)へのリンクを相手に送ることができます。もちろん、送信相手にはそのファイルへのアクセスも自動的に付与されます。
Nested Folder
 ファイルの添付には「Box」も利用できます。
Box

Box 2
次に IBM Verse 上であなたが誰かにのメールを送信する際に Watson があなたのメールの文脈を解析します。
Watson
解析する内容を見ると、文脈が少々否定的な言葉が散在しているのが、赤くハイライトされます。感情的トーン、ソーシャルトーン、ライティングトーンのレートが表示され、ハイライトされた言葉をもう少し肯定的に書き直しますかと提案してくれます。
Watoson 2

少々長くなりましたので、このポストは一旦これで切り上げます。次は IBM Verse のカレンダー機能が大きく機能改善しましたので、そちらを紹介したいと思います。

2016/01/05

IBM Connections と Verse の 60日間トライアルプログラムが利用できます

企業で利用するコラボレーションツール IBM Connections と斬新なメールシステムである IBM Verse が 60 日間利用できるトライアルプログラムが開始されています。
通常このようなトライアルではクレジットカードが必要のケースが多いのですが、今回はクレジットカードの用意は必要ありませんので、特に日本の企業でトライアルをする場合には好都合ではないでしょうか。

https://www.ibm.com/cloud-computing/social/us/en/startatrial/

上記のリンクから、国を「Japan」に選択すると試用版アカウントの作成の画面がでてきますので、これに従って進めていけば大丈夫。ただし、試用期間が終了するとデータはすべて保存されないので注意が必要です。あくまで、トライアルです。
このトライアルでは 25 ユーザーのサブスクリプションで次のツールが利用できます。
  • IBM Verse
  • IBM SmartCloud Notes
  • ファイル
  • インスタントメッセージ
  • Connections Social
  • Web ミーティング
興味のある企業の方は是非この機会をお試しください。

2016年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

早いものでこのブログも今年で7年目に突入します。今年も IBM Notes/Domino をはじめ XPages や ICS/ESS 製品の情報をいち早くお届けします。同様に、海外でのコミュニティ情報や動向もタイムリーにお伝えします。

今年は、ここ数年行っていた米国オーランドでの IBM Connect 2016 イベントには参加しないことになりました。残念な気持ちもありますが、コミュニティの中からこのイベントに行ってちゃんと報告してくれる人が出てくるようになったので、安心して今年はスキップさせていただきます。基調講演などがストリーミング配信されるかどうか今のところわかりませんが、今年はイベントの外から SNS などを通じて情報収集することにします。現地に訪れているときもそうでしたが、SNS の方が正確に早く情報を掴めることがあります。日本にいる場合には時差の問題もがんばってクリアしていきます。

コミュニティの活動では、ノーツコンソーシアムの理事に就任した最初の年でもあったわけですが、徐々に活性化の方向に向かっている感じがします。まだまだ、個人的には満足するところまでは行っていませんが、少しずつ前進していければと考えています。
IBM Champion にも今年選出されましたので、できる限りの貢献をコミュニティにしていきたいと思います。

最後になりますが、皆さんにとって今年も飛躍の年となるよう心からお祈りしております。一緒に Notes/Domino 並びに ICS/ESS のコミュニティを盛り上げて行きましょう。
今後ともこのブログをよろしくお願いします。