日本での Domino V11 の Jam セッションは 1 月 10 日

2018年、年の瀬に近づいてきましたが今年は Domino v10 のリリースなど Notes/Domino 界隈は非常に活気づいていきました。日本語版サポートを含む v10.0.1 が今週にも出荷予定となっています。その先駆けとなったのは紛れもなく Domino 10 Jam セッションからのフィードバックがベースになっているものと感じます。そういった経緯をみると以下にこの Jam セッションが有意義なものだったのかが分かります。

来年早々、1月10日に Domino v11 に向けての Jam セッションが東京で開催されます。
https://www.ibm.com/blogs/collaboration-solutions/2018/11/26/find-your-city-domino-v11-jams/

V11 にはすでに Low/No Code での開発などロードマップに入っているものもありますが、この Jam を通して、さらなる Notes/Domino の進化を遂げるための画期的なアイデアがたくさん出てくることを期待しています。


HCL社ビジネスパートナー登録を2019年1月に予定

過日発表された Notes/Domino を含む IBM コラボレーションソリューションの HCL 社売却にここ数日様々な憶測が流れていますが、HCL社からの次のメールが配信されました。恐らく、現段階では IBM Champions を中心とするコアなメンバーだけに送られていると思われますが、今後徐々に多くのビジネスパートナーにも展開されていくのではないかと予想しています。
送られきた案内メール(英語)を日本語に意訳すると以下のようになります。正確を期す訳ではありませんのでその点は保証しかねますのでご注意ください。

既にご存じだと思いますが、IBMとHCL Technologiesは先日、数々のIBM製品スイートの買収を発表しました。
IBMのパートナーとしては、皆様は、パートナーおよびロイヤリティー・プログラムを含め、今後予定されている今後の方向性やコミットメントに関する多くの質問があると思います。
しかしながら、現時点では規制によってその質問について議論できる内容が制限されています。ご了承ください。
この機会に、まもなく発売されるHCL Partner Connectプログラムについてお知らせします。
HCLは重要なパートナー様とのエコシステムモデルを継続していきます。弊社の製品グループはすべて、市場で高い評価を得ている経験豊富な技術者によるものが大きいと考えています。
 当社のパートナーは、活気のあるエコシステムを提供し、お客様の維持を支援し、イノベーションを促進し、ブランドのロイヤリティを示し、お客様とともに足元を強化し成長させ続けるよう努めています。これらは、パートナーのHCLが願うこととはともに、そのようなものとして、以下の関係性、サービスのバリューを提供します。

2019年1月にHCL Partner Connectプログラムへ参加するための登録リンクをお知らせします。
HCL製品&プラットフォームパートナーとして登録し、プログラムの詳細を習得していただくことができます。
その間、私たちは、クラス最高の製品、使いやすさ、サポートの原則に基づいて、世界クラスのソフトウェア製品ビジネスを構築するために奮闘していきます。私たちは2019年に移行するにつれ、コミュニティーとのさらなるコミュニケーションと協業を楽しみにしています。
今後、新しく立ち上げる専用サイトと登録サイトのFAQでは、あなたの質問に対する回答を提供する予定です。
それ以前に迅速な対応が必要な場合は、xxxxxxxxxxxx まで電子メールでお問い合わせください。
できるだけ早く対応するよう努めてまいります。


とあり、HCL Partner Connect と呼ばれるパートナープログラムが来年1月より登録開始とあります。これまでのコミュニティーとの関係性も継続する意思を表明しました。市場に展開するうえで、ビジネスパートナーが重要な役割を果たすことは明白で、ここ数日広まった不安を払拭するタイムリーな案内であったと評価して良いと個人的に思っています。

IBM が Notes/Domino 売り払ってしまったというだけでなく、メーカーこそ変わりますが、HCL 社での Notes/Domino 変革、イノベーションに対する本気度合いが伝わってきますので、今後の HCL の動向に注目していきたいと思います。







IBM が Notes/Domino を含むコラボレーションソフトウェアを HCL社に売却

日本時間の先週金曜日に、衝撃的なニュースが IBM より発表されました。
18億ドルで以下の IBM ソフトウェアを HCL に売却、2019 年半ばまでに規制当局の承認を経て、IBM は完全に Notes/Domino から手を引く形となります。売却ソフトウェアは Notes/Domino を含め以下のソフトウェアとなります。
  • Appscan (アプリ開発)
  • BigFix (デバイス管理) 
  • Unica (オンプレ、マーケティングオートメーション) 
  • Commerce (オンプレ、オムニチャネル eコマース)
  • Portal (オンプレ、デジタルポータル)
  • Notes/Domino (メール、アプリ開発)
  • Connections (コラボレーション)
 IBM はこの売却で完全にコラボレーション分野から事実上完全に撤退という形となりそうです。HCL 社は 2017 年から実質的な Notes/Domino の開発とサポートを開始しており、その間 IBM はセールスとマーケティングを継続して行ってきましたが、Notes/Domino に関しての HCL とのパートナーシップ戦略は、これまでのスピード感とは違い、目を見張るほど成功裏に進み、ロードマップも公表される中、良い流れで Domino 10 を今年 10 月に発表。さぁこれからというところで腰を折られる形でのこの発表は残念でなりません。

売却に対するコミュニティの反応

衝撃的なニュースではあることは間違いありませんが、今はまだ日が浅いので大勢はわかりませんがポジティブに捉える人、ネガティブに捉える人はほぼ半々というところでしょうか。

ポジティブに捉える人達の意見として、例えば 9.0.1 の悪しき FeaturePack 戦略を覆し、一気に v10 のリリースまで盛り返すのに下支えした HCL の技術力を高く評価するもの。v11 での新しいブラウザベースのクライアント HCL Place や Low/No Code で簡単にアプリ開発ができるものなど、斬新な取り組みがより加速するのではないかという意見。また、IBM 社内でも Notes/Domino を疑問視する不協和音がある中、マーケティングやセールスに注力していないことへの反発も背景にはあるようです。同様に、IBM はエンタープライズを中心に展開していましたが、HCL に変わって、中小企業にも採用してもらえるような製品アプローチを期待する声もあります。

一方、ネガティブな意見としては、ユーザー企業は IBM の製品だから Notes/Domino を安心して使っているんだという意見も根強くあり、製品販売やサポートという観点から知名度が低い HCL 社の製品を使うかという疑問の声などあります。

結局、ユーザー企業内での判断は、Notes/Domino が優れているから Notes/Domino を使うのか、IBM だから安心して Notes/Domino を使ういったところでしょうか。

セールスやマーケティングに不安

HCL は、いわば技術集団。日本でもまだ社名もそうですが、製品の販売(HCL の言葉では Mode-3)やマーケティングが皆無といっても過言ではありません。市場に認知されるまでには、製品そのものはもちろんですが、セールス/マーケティングを強化しない限り、宝の持ち腐れになってしまわないかが不安材料となります。大した製品でもないのに、露出あってのシェア獲得といわんばかりのものが市場に溢れていますので、この辺は是非 HCL 社には注力していただいくようお願いしたいところです。

今後しばらくは様子を静観

来期 4 月からの予算編成を今月 12 月までに終わらせてという企業があると思います。このニュースはあまりにも迷惑という感じになってしまいました。今後はしばらく静観し、IBM、HCL、ユーザー企業、ビジネスパートナー企業などなど、あらゆる方面からの動きがありましたらお知らせしたいと思います。

panagenda MarvelClient Essentials が Domino 10 に標準バンドル、v9 ユーザーにも無料で

Notes クライアント管理ツールとして有名な panagenda 社の MarvelClient の基本機能を網羅した「MarvelClient Essentials」が10月3日に公開され、無料でダンロード、使用することができるようになりました。


サイトの情報( https://panagenda.com/essentials/) によると、MarvelClient Essentials は近日リリースされる Notes 10 クライアントに標準インストールの中に組み込まれて提供されます。Notes 9.x をご使用のお客様には別途モジュールをダウンロードし無料で使用できます。

MarvelClient Essntials の入手は
https://www.panagenda.com/essentials/
から「Download for Free」ボタンで氏名とEmailアドレスを入力。

MarvelClient Essentials は各クライアントの IBM Notes のワークスペース、クライアントの設定情報、OSの最新の詳細データを収集分析し可視化します。各Notesクライアント種類(スタンダード、Basic、ICAA)やバージョンやFPレベル、notes.ini の設定、ワークスペース上のDBアイコンなどの把握ができ、まだ v9.x のお客様はクライアントアップグレードやクラウドへの移行の準備として有益な情報を入手できます。

Notesクライアントのアップグレードはもとより、最近2020年問題としてWindows7の延長サポートが終了することからWindows10へのアップグレードまたはPCの入れ替えが急務となっています。どのOSでどのバージョンのNotesクライアントが稼働しているかなどのランドスケープを得るのにもってこいのソリューションです。

最後に、XPages開発で卓越した技術をもち、Aveedo などの海外製品を扱っているケートリック社が10月に panagenda社と日本市場におけるパートナー契約を締結しました。



NOMAD用アプリ開発への挑戦にもってこいのサンプルが公開

Domino 10 の発表と同時に目玉のひとつとなったのが HCL NOMAD。
発表当初は Domino Apps on iPad とも言われていましたが、途中で名前が変更したようです。NOMAD では、iPad、ゆくゆくは iPhone、Andriod 上で動く Notes クライアントみたいなもので、これまでのレガシー Notes アプリが「そのままなんの変更もなく」動きます、というのが非常に多くのユーザーから歓迎されており、リリースを待ちわびている方も多いと思います。

デモの映像からも、ほんとにそのまま Notes クライアント上で動くのと同じ画面が出るわけですが、せっかくモバイルでアプリを利用するのですから、そこはやっぱりモバイル用に少しはカスタイズして、ノーツのレガシー臭さを取っ払ってやったほうがいいに決まっています。作り直すといっても、これまで使ってきたテクニックを使えばいいだけですので簡単だと思います。

じゃ、一体どうやって作ればいいの?サンプルは?

と思われている方に朗報です。
OpenNTF にワインのテイスティングを題材にしたサンプルアプリが公開されています。ノーツアプリをこんなふうにして作れば、NOMAD でもユーザーに Notes だとバレずに(?) 使っていただくことができるのではないでしょうか?



設計を覗いてみると、ページやフレームセットの他にフォームにビューを埋め込んだり、イメージを表示したりなどなど、なるほどね、合点!というたくさんのNOMAD化エッセンスがふんだん詰め込まれています。

最後に、10 月 10 日の開催の IBM Notes/Domino Day 2018 Autumn
【B-2】開発者が語る 最新Dominoアプリケーション事例
セッションで 他の IBM Champions 達にまざってセッション内の一コマをいただくことになりました。Domino アプリのモダナイズというテーマで私も講師をさせていただきますのでご興味のある方は是非会場にお越しください。




まったく新しい Domino のユーザーフロントエンド - HCL Place

コミュニティーイベント Engage 2018 で初めてデモが行われ、今回 ICONUK でも HCL Place の紹介が行われたようです。

HCL Place とは、Domino で利用できるまったく新しいコラボレーション・クライアントと言うことができます。従来のノーツクライントとは違い、ユーザー間のコラボレーションをスムーズに行うことができる斬新かつ革新的なクライアントで Windows/Mac ともにサポートされるようです。

Red Pill Now のブログに、その概要が説明されています。Red Pill Now は、Notes/Dominoの技術者集団でありながら、オピニオンリーダーとしても Notes/Domino のロードマップに独自の方向性をもつスーパーヒーロー達です。このブログを読む限り、HCL と何らかの深い関わりをもちながらこの Place を開発しているようです。

Place とは何か?Domino 10 でも動作する新しいクライアントで、決して Domino 12 とか新しいバージョンのクライアントではないと説明しています。

機能としては、

「Global (Domain) Search」グローバル検索

ElasticSearch を使って Domino 上のすべての情報に対して検索できるようになる予定です。

「Awesome Bar」(日本語ではちょっと適当な訳がみあたりません)

バー入力エリアには、先ほどの検索に加え、音声による入力や言語翻訳などの機能が搭載される予定です。デモのビデオでは英語のわからない中国人に英語でコミュニケーションを取ると、先の中国人は自動翻訳された中国語を読み、中国語で返答すると英語に自動翻訳されてという内容のデモになっています。

「Real-time Collaborative Editing」(リアルタイム編集)

 Domino 上の情報(ノーツ文書?)を二人の人が共同でリアルタイムに編集しながら完成させていくデモになっています。

「Contexual Chat」

あるコンテンツに対して、右側のフレームでチャットをやり取りしながらそのコンテンツに対してチャットとその履歴が取れるようになっています。

「Graph Databases」

最近FacebookやMicrosoftでAPIが公開されている話題のGraphですが、この Place も Graph をテクノロジーをコアとして作られているそうです。Graph の API を使えば、メール、カレンダー、連絡先、ドキュメント、ディレクトリー、デバイスもろもろにアクセスできます。

「Social Features」(ソーシャル機能)

 ソーシャル機能はコンテキストとなるコンテンツをシェアしたりタグ付けしたり、またレートをつけたりできる機能のようです。

「Timeline」(タイムライン)

 タイムラインでは、ユーザーが行ったノーツの文書に対するすべての作業を記録し、以前の作業へロールバックさせることもできる機能のようです。

 ワクワクするような機能ばかりですが、現時点では Place はまだコンセプトの段階でプロトタイプのデモを見せながらコミュニティからのフィードバックを集めている段階です。
とはいえ、まずは来年の Engage イベント(2019年5月)にはベータ版としてちゃんと動くものを提供することが目標としています。
来年の後半には、Domino のまったく新しいクライアントが利用できるかもしれません。
Place の詳細は先のブログにデモ動画もありますので一度ご覧ください。


2019年の IBM Champion のノミネーションが始まっています

今年も IBM Champion のノミネーションの季節がやってきました!

IBM Champion プログラムは IBM 社員以外の IBM のテクノロジー、コミュニティ活動内でその専門性を発揮し貢献している方々に与えられる賞で、技術者、ビジネスリーサー、開発者、エクゼクティブ問わず様々な分野で影響力を及ぼすリーダーとして認められた方に授与されます。

ノミネーションは自薦他薦を問いません。

一度 Champion になれたからといって「あ〜良かった良かった」というものではなく、Champion なら Champion らしくちゃんとやってねというのがここ数年の流れで、どういう活動をしたかなど細かく報告したり、日本時間の夜中にあるWeb会議(英語)に参加しなさいとかいろいろ面倒なことがありますが、我こそはと思う方はぜひノミネートしてみてください。
ノミネートはこちらからです↓
https://developer.ibm.com/champions/nominate/

ノミネートの期限は10月22日までとなっています。
Good luck!


IBM Connections 用プラグイン「Kudos Boards」が日本語対応に

オーストラリアの IT ベンダー ISW から IBM Connections 用のプラグイン「Kudos Boards」のオンプレミス版 v3.2.1での日本語対応がブログで発表されていましたので取り上げてみました。

https://kudosapps.com/blog/2018/8/23/boards-on-premise-v321-multi-card-create-japanese-language


Kudos Boards は IBM Connections 上でより効率的なコラボレーションを実現するための付箋のようなボード(説明文ではKan-Banのようなという説明があるので、おそらく日本の看板を意味しているものと思われます)を用い、チームやプロジェクトでの活動をビジュアルに表示します。タスクやリスト項目、ファイルの添付などドラッグアンドドロップの簡単な操作で作成でき、加えてコミュニティ、ファイル、アクティビティストリームなどとシームレスに連携します。





Kudos Boards はクラウドでもオンプレミスの Connections でも利用が可能です。
さらには Watson Workspace でも利用できるようです。

最近はあまり IBM Connections の話題が日本ではあまり聞こえてきませんが、海外では強い人気があり、企業内でのコラボレーション活性化に一役買っているこういうツールも活況だと聞いています。IBM Mail Dual Entitlement のサブスクリプションで IBM Connections を使いこなせていないと感じている企業もこういったツールに目をむけてみてはどうでしょうか?





日本での Domino 10 リリースイベント 10月10日と発表

全世界同時イベントにほぼ等しい形で、IBM Domino 10 リリースの発表イベントがここ日本でも開催される模様です。
 Destination Domino のサイトでは、すでにカウントダウンが始まっていますが、先週それぞれの主要な国でのローンチイベントの日程と場所が発表されました。
https://www.ibm.com/blogs/collaboration-solutions/2018/08/22/find-us-world-premiere-domino-v10/
まだ、参加申し込みは「Coming soon」となっていますが、場所は「日本橋三井ホール」と記載されています。


申し込みの開始が待ち遠しい限りです。

IBM Domino Applications on Cloud が新しいオファリングを提供開始

最初にお断りしておきますが、現時点ではまだ日本IBMからのアナウンスはありません。おそらくデータセンターの調整か価格調整か何かの遅れだと思われますが、欧米ではすでに IBM Domino Applications on Clod (通称 DAC) の新しいオファリングが提供開始されています。IBM Marketplace から購入が可能です。
(参照元: https://www.ibm.com/us-en/marketplace/domino-applications-on-cloud/purchase )

今回のオファリングは 4 つのモデルに分けられ、30 日間の無料トライアルを初めてとして、エントリー版、スタンダード版、BYOL 版が用意されています。

エントリー版では、月々 1 データベースにつき $22(約2500円相当)で最小単位 4DB (NTFやシステムデータベースはカウントされず)から 50 DB まで。最大の 50 DB を利用しても月々 12万5千円で利用できる計算です。仮に 500 ユーザーが使用すると仮定すれば 1 ユーザーあたり月々 250 円となります。
(※上記の計算は正確なものではなく目論見として。クライアントはICAAからのアクセスは含まれていますが、それ以外は別途CALが必要です)

これまでの Notes/Domino ユーザーがクラウドに移行というだけでなく、IBM ビジネスパートナーや開発ベンダーが Notes/Domino アプリを SaaS モデルとして業務アプリを提供するのに十分な可能性を秘めたオファリングになっていることに注目したいです。

Domino 10 リリースまでのカウントダウンがスタート

今年の秋にリリースが予定されている Domino v10 ですが、文字通りカウントダウンが始まっています。実りの秋がもうすぐそこまで近づいてきています。


「Destination Domino」のサイト(https://www.ibm.com/collaboration/ibm-domino)のページを覗いてみると、10月初旬までの日数がカウントダウン出されています。

当初の予定からは多少遅れたものの、今週にはすでに Domino 10 Beta 2 がベータプログラム参加者に公開されていますので、このことからも順調にリリースに向けて開発が行われているものと思われます。

Beta リリース後、継続して Domino 10 Beta 2 へのフィードバックフォーラムが立ち上がっていますし、新機能の検証がコミュニティメンバーの有志によっても進められていくでしょう。ベータプログラムの参加者はぜひ、ベータ版をダウンロードし、自分の思いをフィードバックとして投稿してみてはどうでしょうか?



Domino 10 はアプリケーション開発プラットフォームへの重要性を再認識し、脱ノーツを目指して他のプラットフォームへ移行に取り組んだ(あるいは取り組もうとする)ものの、莫大な投資の割にはこれまでノーツでできていたことの半分もできないというジレンマをもつ企業に Notes/Domino の価値を再考させるのに十分な TCO と開発上のアドバンテージを提供するものになりそうです。


IBM Notes/Domino V10 意見交換ラウンドテーブルに参加してきました

Notes/Domino Day 2018 Summer の翌日、ノーツコンソーシアム主催のラウンドテーブルがあり、海外から来日し前日講演したIBM のAndrew Manby 氏や Luis Guirigay 氏など、責任者の方々と Notes/Domino v10 に関する意見交換を行ってきました。
V10 に限らず、昨日の講演の感想や心に残ったこと、また IBM に対する要望などを話し合ってきました。

参加された方々からは、活発に意見が展開され、特に世界でも2番目に大きい市場である日本からの意見をひとつひとつ丁寧に聞き入ってもらった印象を受けました。

どんなことが話されたのか皆さんも興味があるとは思いますが、参加された他の方の意見をここで公にしていいのか迷いましたので、ひとまず私の意見だけを載せておきたいと思います。

まずは前日の講演からのフィードバックとして node.js、HCL Nomad、そしてビジネスアプリケーションプラットフォームとしての統合環境であることの強調の3点が印象に残ったことを述べ、V10 に向けての要望として Notes クライアントのデフォルトフォント Default Sans や Default Sans Serif でデフォルトで MS P 明朝や MS P ゴシックになっているので、どのカスタムアプリケーションも古臭く見えてしまうのでメイリオなど MS でも現在標準になっているフォントに変えて欲しいというジャブから始めました。

余談ですが、V10 Beta プログラムのオンラインフォーラム上に、ビューの三角アイコンがいかにも古臭いノーツを想起させるのでこの際’+’や’ー’などに変えたらという内容も投稿しました。

V10にアップグレードしただけで、「お、見た目変わったね」という要素が欲しいですよね。

とにかく、いちばん白熱(?)した話題は(私も話に乗っかっただけですが)、製品の機能のことではありませんでした。それは IBM の Domino に対する市場へのプロモーションにおいて経営層へのアプローチをはじめ、ソーシャルメディアによるプロモーションに頼りっきりにならずもっとマーケティングを真剣に大々的にやって欲しいという要望です。IBM の社内の事情もあると思いますが、この機を逃すと本当にやばいんじゃないという危機感がどのビジネスパートナーにあるように感じました。

ラウンドテーブルでしか得られなかった情報としては、HCL Nomad に関してですが、カメラ、GPS などのスマートフォンでよく使用する機能も利用できるらしいです。HCL Nomad を使えば、ノーツアプリにスマホから撮影した写真や地図情報を取り込むことができるというものです。ノーツアプリの可能性が一気に広がる感じですね。

現在、#domino2025 というキャンペーンを展開中ですが、私のお客様ではほとんど認知がありませんし、説明しても積極的に情報を取りに行くことがあまりないので、空港や電車、駅などで目につく広告などを是非出して欲しいものです。


Notes/Domino Day 2018 Summer を勝手にレビュー

過日7月3日に Notes/Domino Day 2018 Summer が東京・品川のクラブEX で行われ私も参加してきました。

これを読まれている方の中には、直接現地に足を運んだ方も、またオンラインでご覧になった方もたくさんいらっしゃると思います。
前週にちょうど「Notes/Domino 10 Beta 1」が特定の人に向けて公開されたこともあり、今回のイベントはあらためてコラボレーション市場における IT 投資先として IBM Notes/Domino の存在感とその価値を改めて認識するとともに示されたロードマップから市場にあるコラボレーション製品群がら群を抜いて優位性があることが強調されたイベントとなった印象です。

明らかになったロードマップ

まずはロードマップ。情報のアンテナを常に張っている方なら海外のイベント等ですでに発表されている内容ですが、そうでない方々にも今回改めてしっかりロードマップが示され IBM は今後も Notes/Domino に投資していくことを約束するという言葉をお聞きになったと思います。同時に、Notesから他のプラットフォームを検討している、あるいは検討に入る前の企業にとってはこのメッセージは、安心して Notes を使い続けてもいいのだとお感じになったと思います。

#domino2025 のキャンペーンとともに語られたのは、継続した Notes/Domino への投資の約束とすでに Domino V11 も視野に入れたものすごいスピードでの開発が現在もそしてこれからも行われるというメッセージです。

大きな反響を読んだ node.js の実装と No/Low Code 開発への展開


次に開発に関するオプションです。
これまで、ノーツの式言語や LotusScript でのアプリ開発に加え V10 では、node.js を組み込んだ JavaScript での開発のオプションが加わります。そして以降順次 No/Low Code 開発として、簡単なアプリならコードをガシガシ書かなくてもエンドユーザーでも簡単にドラッグアンドドロップでアプリケーションの作成ができることを目指していこうというもの。
もし、複雑なロジックが必要ならばこれまでの Domino Designer の開発環境でロジックを積み上げていくことも当然できます。
開発者市場をみると、LotusScript はまったく知らなくても JavaScript が書ける開発者は無尽蔵におり、ノーツ技術者の絶対数が徐々に減少していくなかで、そういった JavaScript 開発者が Domino に関心を寄せ、開発に取り組んでほしいという意図が背景にあるようです。

No/Low Code に関しては、V10 の初回のリリースで組み込まれるまでには聞いていませんが以降のリリースで近々にも実装される方向で開発が行われています。

また、XPages に関しては最近あまり話題にのぼってこない状況が続いていましたが、IBM はこれまでお客様が投資してきたものは必ず守り、さらに XPages も拡張していくことを約束しました。ただ、IBM も XPages に関してはやりきった感があるので、どのような拡張が必要なのか皆さんの声をまずは聞きたいということです。

上のスライドの右から2番目の LotusScript にタブレットの絵があるように、iPad/iPhone そして Android へのスマートデバイス上で既存のアプリが修正することなくそのまま動作する新しいテクノロジーを展開するとの発表がありました。

HCL Nomad (Domino Apps on iPad)

式言語や LotusScript で作成されたいわゆるレガシーアプリケーションも今回発表された HCL Nomad でアプリケーションを修正することなくそのままノーツのプロトコルである NRPC で動かすことができます。また、データベース複製も可能で「オフライン」での使用も可能ということです。昨今働き方改革の影響もあり、リモートワークが叫ばれるなかでの発表は市場競争力を高めるものとなりそうです。

IBM Domino はビジネスアプリケーションのための統合プラットフォーム

Notes/Domino は着実に進化を遂げ市場にマッチした技術を取り込み続けていますが、昨今では Notes/Domino 関連の書籍も少なく、また専門の雑誌もない中で目にする機会が少なくなってきています。少し前までは 9.0.1 から Feature Pack でのみ機能追加していく戦略の誤りから、ユーザーは不安になる気持ちや他社のノーツに対するネガティブキャンペーンから、他のプラットフォームへ切り替えたいという企業も増えてきていることは私も肌で感じています。

ノーツを使い続けても大丈夫なのか?
この問題は、どのノーツユーザー企業においてノーツにに限らずハードウェア、オペレーティング・システム等々のサポート切れの際に必ず投げかけられる問題です。

今回 IBM の投資へのコミットとバージョンアップ継続、そして何よりも他のプラットフォームへの移行でこれまでノーツで実現していたことを「捨てなければいけない」移行あるいは下のスライドのようにノーツをやめると「結局、コストや運用費が増加しただけで機能が 前の半分以下」の移行になる可能性が大いにあります。
All in One が Notes/Domino の最大の強みであることを今一度想起していただいて検討をしていただければと思います。


teamWorkr でドミノアプリケーションをモダナイズ! でもあれって。。。

4 月に行われたグローバルな Webcast でサードベンダーと思われる teamWorkr という製品がフィーチャーされました。
この teamWorkr は、コンテナとしての teamWorkr にモバイル化するデータベースの情報(データベース、ビュー、フォームなど)を登録し、teamWorkr を通してデータベースにアクセスすることでモバイル用にモダナイズされる仕組みの製品です。基本的には設定だけでいっさいコードに触れること無く1時間もかからずにiPhone/iPad/Android用のモダンなアプリケーションに変身するものです。
次の動画、そのデモを行っている様子が見て取れます。



「…とはいえ、日本にも同じような製品あるんだけど。」と思った次第。
そうです、smaconne です。

https://www.bcom.co.jp/sdc/
コンセプトはほぼ同じ。いや、パクリじゃないのと思うほどです。
詳しくはわかりませんが、smaconne 日本ではかなりのセールスをあげていると思いますが、こういったソリューションをいつも「輸入」するだけでなく、日本に展開する良いソリューションや製品をグローバル展開し「逆輸入」させるぐらい、日本IBMがもっとパートナーに対して英語版で製品を作成に対して提案や支援、海外に向けたプロモーションに協力してあげていたらと思わざるを得ません。技術力の高い日本のビジネスパートナーさんたちも大きなビジネスチャンスを掴めたのではないかと残念でなりません。



IBM Notes/Domino の方向性を示す新しい Web ページ が開設

Destination Domino をメインのスローガンとする新しい Web ページが開設されています。
https://www.ibm.com/collaboration/ibm-domino 
 
こちらのページでは、最新の情報のニュースレターの購読やこれまでの #domino2025 で行ってきた活動を含め質問への回答などまとめ的な感じで情報を入手できるようになっています。これから Domino V10 がリリースされるまでの間に起こる様々な事柄や情報がアップされるはずです。是非ブックマークなどして定期的にチェックしてみてください。

panagenda の ApplicationInsights の利用がさらに 1 年間延長に

昨年の 4 月から1年間、 IBM Notes/Dominio の S&S 契約をされているユーザーが panagenda 社の Notes 資産のインベントリー調査ができる「ApplicationInsights」を無償で使用できるよう IBM社 と panagenda 社の間でパートナー契約されていましたが、更にこの契約の延長が発表されました。
https://www.ibm.com/blogs/collaboration-solutions/2018/04/09/applicationinsights-every-journey-starts-destination-plan-get/

「ApplicationInsights」はアプライアンスとしてインストールするので、現在のDomino環境に対して何も変更を加えることなく導入ができます。最も利用されているデータベースはもとより、未使用のデータベースなどのデータベースインベントリーを視覚的に捉え、データベースの棚卸しに有効な情報を提供します。また、サーバー情報、ユーザー情報、クライアントセッションからのアクセスやWebセッションからのアクセスの判別、データベースの設計や同様のコードブロックを解析するなど、データベースをモダナイズしたり移行するうえで貴重な情報を提供しています。
ApplicationInsights Explainer for IBM Customers from panagenda on Vimeo.

無償の ApplicationInsights の入手はこちらから
www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22000687
※無償提供されるのは最も複雑なデータベースと最も利用が多いデータベースがそれぞれ 50 までという制限があるようです。

Domino Apps on iPad、ラスベガスの IBM Think でベールを脱ぐ

今週開催されているラスベガスの IBM Think でついに衝撃の「Domino Apps on iPad」のデモが公開されました。トップシークレット扱いだったものだけに、世界中の IBM Domino ユーザーから熱い視線が向けられています。
お披露目となったセッションで公開されたスライドの一枚には次のように書かれています。


Domino Apps on iPad - Key Points


We did not transform the application
  • It is the same classic NSF. Notes Domino code is running on iOS.
We did not break or touch the business logic
  • LotusScript just runs unmodified
  • Complex forms and logic work
  • Come to DominoTopSecret sessions to see more or try the iPad yourself
Customer do not need to spend $10,000 to $Millions re-writing each application on a new platform
The 100-1000s apps in your company will just run on the iPads



NSFに何も手を加えず、iOS 上でアプリケーションが動作するとして、LotusScript さえ何も手を加えず、複雑なフォームもロジックさえも動作するという画期的なものに。


複製(レプリカ)も iOS 上で使用できます。現在の段階では、データの暗号化までは完成していないようですが、正式な出荷時には暗号化もサポートされるようです。


iPad 上のアプリを動かすには、もちろんノーツの ID は必要となるわけですが、ID Vault 経由となるそうです。

こちらが、デモ機を使って操作している参加者の方からの公開されている動画です。

今現在の?としては、iOS 上にクラシックなNSFを動かす擬似ノーツクライアントをインストールするわけですが、Domino v10 からなのか、それとも v9 でも動作するのか?(8.5.xは今年サポートを終了しますので対象外と勝手に思っています)。

スライドの最初のフレーズ「We did not transform the application」を見ると Domino のバージョン云々というより、iOS で動作する軽量な擬似ノーツクライアントを開発したと受け取れば良いのだと思っています。

モバイルでノーツの申請ワークフローのようなカスタムアプリを使いたいというユーザーにはこれまで XPagesでの開発やサードパーティ製品の利用が必ず必要でしたが、これまではこれが足かせになるケースも少なくありませんでした。これで単にモバイルでノーツが使えないから他のプラットフォームへ移行する、ノーツにコミットしているユーザーの中でもノーツのモバイル化は費用が掛かりすぎるという懸念をお持ちのユーザーには朗報ですね。



iPad/iPhone の iOS に限らず、Android にも対応する気配がありますので、マルチ端末で Notes/Domino が使える日もそんなに遠くない話になりそうです。

Domino v10 リリースに向けて始動開始

本日日本時間の午前1時に行われたグローバルワイドな Webcast 「Let's Get Real: What's in Domino v10」では、今年予定されている Domino およぼ Notes v10 に実装される機能の概要とちょっとしたデモ、また Sametime のこれからの方向性などが紹介されました。


ちなみに参加者は、世界中から 1900 名以上あったとも報告されています。



加えて、同日の午後に開かられたノーツコンソーシアムの「IBM Notes/Domino V10 意見交換ラウンドテーブル」も行われ、このWebcastを見られなかった人や見た上でフィードバックをしたいと思う有志の方々が一同に介し、Global Executive の Mat Newman 氏と意見交換を行いました。


さて、肝心の内容になりますが、 これまでコミュニティから長年にわたって製品へのフィードバックを受けてきたIBM陣営ですが、古くは IdeaJam、昨年の年末から1月に渡って行われてきた DominoJam ではそのチェックポイントとしての位置付けで広く顧客や BP などコミュニティからの意見を集約し、その中からまず今年の v10 リリースで実装できそうなものいち早く知らせようというものになっています。


スライドにあるように、Notes データベースへの拡張という点では、
  • 自動データベース修復機能
  • 64GBのサイズ制限を256GBにまで拡張
  • 全文索引の自動更新
  • Domino on Docker のイメージの提供
などが挙がっていました。

これまで、ノーツといえばメール。そんな一辺倒なイメージしかなかったことの反省として、アプリケーション開発プラットフォームとしての価値へもシフトしていくとのことです。

そのアプリケーション開発では、よりDomino が JavaScript との親和性を増すことで、式言語や LotusScript といった Notes の「特殊な」世界から解放されて開発ができる方向性が示されました。その利点は、例えば JavaScript を知っている学生が Domino の世界で開発できることで、親しんだ言語で Domino の強力な機能を享受できるなどが挙げられますが、Domino v10 では、サーバーサイド JavaScript で有名な Node.js がサポートされるとのアナウンスがありました。Domino に Node.js が入れられるというのではなく、Domino には Node.js がすでに入っている状態での出荷となりそうです。


アプリケーションをより迅速により簡単に作れるをコンセプトにあらゆるデバイスでの利用にフォーカスすることをコミットしています。
例えば、「Apps on iPad」ではなにやらノーツデータベースを iPad で動かせるのではないかとワクワクさせることにも言及されていました。詳細は、来月ラスベガスで行われる「IBM Think」でじっくりと説明されるそうです。 参加される方は是非詳細を持ち帰っていただきたいと思います。

さて、レガシーなアプリ開発においてはどうかというと、LotusScript などのエンハンスはあるのかという質問に対してどうも今のところ計画はなさそうという回答でした。しかし、何か要望があれば取り組みたいという姿勢が十分伝わってきました。

Webcast で公開されたビデオと資料は近々公開されるというアナウンスがありましたが、次の URL でも今のところリプレイが見れるようです。興味のある方は是非どうぞ。
https://event.on24.com/wcc/r/1604026/E4363C68737A2E3762730F7DF6C24927

また本リリースまでは、製品の仕上がり具合をベータ版リリースや全世界で行われるコミュニティイベントなどでも適時紹介しているとのことです。こちらも追加/修正の情報が入り次第このブログでもお伝えしたいと考えています。



Ed Brill 氏が IBM を離れることに

先週寂しいニュースを耳にしました。

IBM の Ed Brill が IBM を離れることになったそうです。IBM から離れ、人生の新たな転地として地元シカゴのヘルスケア会社に移ることになったそうです。Notes/Domino の開発を HCL 社へ移し、今回の氏のニュースを聞いて幾ばくか心配の種が増えてしまいました。

Ed Brill 氏は私がこのブログを開設する以前から Notes/Domino の最新情報を入手する重要な情報ソースとして http://edbrill.com/ 、おそらく 2007 年ぐらいのころから欠かさず眺めてきました。彼は私にとってはまさしく神様のような存在でした。

いつか彼に会って話をしてみたいとずーっと思っていました。が、ついにその時がきたのです。下の写真は、IBM Connect 2013で彼が「Opting IN」という企業へのソーシャル導入について執筆した本のサイン会で初めて会話しました。非常に気さくでどんなことでも真剣に耳を傾けてくれる思った通りの人だったことを今でも記憶しています。
 その後はあらゆるソーシャルメディアで繋がって繋がっていただきましたが、変わったところでは Strava というサイクリングやランニングのソーシャルメディアでバイタリティ溢れるのサイクリング好きの彼の活動ぶりを見ては彼のチャレンジ精神に敬服しっぱなしでした。これはこれからも続くもの期待しています。

直近の彼のブログには「My next chapter」http://edbrill.com/ebrill/edbrill.nsf/dx/my-next-chapter というタイトルで IBM のエグゼクティグを幼少期から夢見ていましたが、結局 Lotus Development からキャリアを開始し、のちに IBM に買収され結果的に夢見ていた IBM の社員となり、これまでの経験の数々を振り返っています。

下の写真は、昨年 Notes/Domino Day で彼が公演した後に日本の IBM Champions for ICS の面々と撮ったスナップです。

またこのように再会できることを願いつつ、Ed Brill 氏の今後の益々のご活躍をお祈りしています。
お疲れ様でした、そしてありがとうございました。

IBM Chmapions 2018 の発表のお知らせと今年も ICS 部門で選出されました!というご報告







例年12月に発表されていた IBM Champions ですが、2018年はようやく昨日発表されました。1月には内定通知のようなメールが来ていましたが外部にはどこにも発表されていなかったので、これでようやくみなさんにお知らせすることができます。2011年から8年連続で頂きました、とても名誉なことです。

今年のすべての選出者のリストはこちらからご確認いただけます。

https://developer.ibm.com/champions/2018-ibm-champions/ 

ワールドワイドで合計 650 名が選出されており、ICS に限らずすべてのカテゴリーの Champion が載っているので自分の名前を探すのが大変で思わずブラウザの検索機能を使ってしまったほどです。


ICS 部門では私を含め日本から6名選出されています。それぞれの選出者の方はブログをお持ちなので覗いてみてください。
今年中には Notes/Domino 10 のリリースも控えていますので、ますますコミュニティーが盛り上がること間違いありません。是非、Champions 共々今後の IBM Notes/Domino の動向に注目してください。2018年はエキサイティングな年になること間違いありません。


IBM Notes/Domino 9.0.1 Feature Pack 10 で押さえておきたいポイント

Notes/Domino の Feature Pack 10 がまもなくリリースされる模様です。
昨年に発表された Notes/Domino の次期リリース 10 (正式名はまだ不明) が今年の秋になることから、Notes/Domino 9.0.1 の Feature Pack 戦略から一変、Notes/Domino 10 への開発へ大きく舵取って行くことでしょう。したがって、今回が Feature Pack という形態での最後のリリースと言っても過言ではありません。
9.0.1 FP10 の内容に関しては、すでに昨年12月にこちらで情報が公開されています。

IBM Notes®/Domino® 9.0.1 Feature Pack 10 Preliminary Release Notice

Domino Designer 関連では、JVM について、コンパイル時に 1.8 が採用されます。これによって、FP10 で開発を行った場合には、Domino サーバーも FP8 以降のバージョンを採用することが推奨されます。基本はクライアントおよびサーバーの一番バージョンの低いバージョンでコンパイルすることが推奨されています。とりわけ開発ベンダーには開発環境、実際のサーバーのバージョンを確認して開発する必要がありそうです。


続いてバージョンアップという点では、Notes スタンダードクライアントのベースになっている Eclipse のバージョンが3.4.2 から 4.6.2 へとアップグレードされます。Notes クライアント、Domino Designer、加えて Sametime や Connections のプラグイン、Domino サーバーの サーバーや XPages 使用時の OSGi バンダルが Eclipse 4.6.2 ベースになります。



詳細は上記の Release Notice を参照していただきたいのですが、最後に日本語版関係のアップデートが FIX リストの中にありますのでご紹介します。

  • TITH9GEC9K (LO79111) - Fix an issue where a mail meeting invitation does not have the day in the subject
  • THIO9KW2FH (LO80689) - To Do From Japanese Notes does not contain the correct Japanese date format characters
  • SKAI9UW3JX - Fix an issue where the 'IDEXTRAFILENAME' parameter does not work in the Japanese Notes Client
  • THIO9L22J3 (LO80781) - Fix an issue where the date formats in the subject of Meeting invitations and Group To Do's are SBCS instead of DBCS
  • TSUA8RA5JW - Fixed an issue where the property box of database is truncated in the Japanese Client
  • CKUAAHB8PN (LO91232) - Fix an issue where it takes long time to open a DJX address list 

以下の内容が日本語環境でした。
この Release Notice が発表されてから日が経っているので、もしかしたら正式にリリースされた FP10 には追加や削除されたものがあるかもしれません。リリースされたらしっかりと検証して行く必要がありそうです。
検証は「XPages.JP」プロジェクトでも行われ、ブログに更新されるものと思いますので期待したいと思います。
参考までに FP9 の検証はこちらです。相変わらず、いい仕事していますね。

HCL Software メールマガジンとブログの開設

IBM Collaboration News として配信されていたメールマガジンが、この度 HCL より新たなメールマガジン配信が行われるようです。 現在このメールマガジンへの登録の案内がホームページに掲載されています。 https://www.hcljapan.co.jp...