まったく新しい Domino のユーザーフロントエンド - HCL Place

コミュニティーイベント Engage 2018 で初めてデモが行われ、今回 ICONUK でも HCL Place の紹介が行われたようです。

HCL Place とは、Domino で利用できるまったく新しいコラボレーション・クライアントと言うことができます。従来のノーツクライントとは違い、ユーザー間のコラボレーションをスムーズに行うことができる斬新かつ革新的なクライアントで Windows/Mac ともにサポートされるようです。

Red Pill Now のブログに、その概要が説明されています。Red Pill Now は、Notes/Dominoの技術者集団でありながら、オピニオンリーダーとしても Notes/Domino のロードマップに独自の方向性をもつスーパーヒーロー達です。このブログを読む限り、HCL と何らかの深い関わりをもちながらこの Place を開発しているようです。

Place とは何か?Domino 10 でも動作する新しいクライアントで、決して Domino 12 とか新しいバージョンのクライアントではないと説明しています。

機能としては、

「Global (Domain) Search」グローバル検索

ElasticSearch を使って Domino 上のすべての情報に対して検索できるようになる予定です。

「Awesome Bar」(日本語ではちょっと適当な訳がみあたりません)

バー入力エリアには、先ほどの検索に加え、音声による入力や言語翻訳などの機能が搭載される予定です。デモのビデオでは英語のわからない中国人に英語でコミュニケーションを取ると、先の中国人は自動翻訳された中国語を読み、中国語で返答すると英語に自動翻訳されてという内容のデモになっています。

「Real-time Collaborative Editing」(リアルタイム編集)

 Domino 上の情報(ノーツ文書?)を二人の人が共同でリアルタイムに編集しながら完成させていくデモになっています。

「Contexual Chat」

あるコンテンツに対して、右側のフレームでチャットをやり取りしながらそのコンテンツに対してチャットとその履歴が取れるようになっています。

「Graph Databases」

最近FacebookやMicrosoftでAPIが公開されている話題のGraphですが、この Place も Graph をテクノロジーをコアとして作られているそうです。Graph の API を使えば、メール、カレンダー、連絡先、ドキュメント、ディレクトリー、デバイスもろもろにアクセスできます。

「Social Features」(ソーシャル機能)

 ソーシャル機能はコンテキストとなるコンテンツをシェアしたりタグ付けしたり、またレートをつけたりできる機能のようです。

「Timeline」(タイムライン)

 タイムラインでは、ユーザーが行ったノーツの文書に対するすべての作業を記録し、以前の作業へロールバックさせることもできる機能のようです。

 ワクワクするような機能ばかりですが、現時点では Place はまだコンセプトの段階でプロトタイプのデモを見せながらコミュニティからのフィードバックを集めている段階です。
とはいえ、まずは来年の Engage イベント(2019年5月)にはベータ版としてちゃんと動くものを提供することが目標としています。
来年の後半には、Domino のまったく新しいクライアントが利用できるかもしれません。
Place の詳細は先のブログにデモ動画もありますので一度ご覧ください。


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